北斎が水彩画を描いていた!?オランダに貯蔵されていた作者不明6枚の絵画が北斎のモノだと判明

n-hokusai-c-20161024-870x575r 出典:japantimes.co.jp
世界的にも有名な日本画の巨匠”葛飾北斎”の西洋風の水彩画が発見されニュースとなっています!オランダのライデン国立民族学博物館所蔵の日本の風景を描いた6枚の水彩画は長く作者不明とされていました。しかし、同博物館シニア研究員のマティ・フォラー氏の研究により、この6枚が北斎の作品であると判明したのです!

シーボルトのコレクション

作品はドイツ人医師のシーボルトが持ち帰ったもので、画に落款はなく、当時、長崎の出島出入り絵師として認められた川原慶賀の作品だと考えられていた。
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鎖国であった当時の日本では、外国人から画を受注出来たのは出島出入り絵師として認められた川原慶賀だけであったためそう思われていました。しかし、当時、違法に外国人から絵を受注して書いた場合は作者がバレない様に落款を押さないという暗黙の了解があったそうです。

シーボルト直筆の目録が発見される

シーボルトの子孫が貯蔵していたシーボルト直筆の目録に「北斎がわれわれ(欧州)のスタイルで描いたもの」等の記述が見つかり、6枚が北斎からシーボルトにわたったことが分かった。

当初この6枚は西洋人画家、若しくは川原慶賀及び弟子の作品だと思われていましたが、マティ・フォラー氏の研究により北斎の作品であることがわかりました。マティ・フォラー氏は「当初は西洋人が描いたものと考えていましたが、シーボルトの目録を見て本当に北斎が描いたのかと非常に驚きました」と語っています。

作品は水彩画で、構図なども当時の西洋画の影響が見られ、北斎が西洋画の技法も理解し研究していたと思われる史料的にも大変貴重な絵画です。また、歴史上の人物であるシーボルトと北斎が当時交流があったという事実になんだかロマンを感じてしまいます。


出典:japantimes.co.jp / nishinippon.co.jp / nhk.or.jp

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