アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのラ・ボカ地区を本拠地とするサッカークラブチーム“ボカ・ジュニアーズ”。名門クラブチームなだけに、ユースでも多くの少年たちの競争は激しく、結果が出せなければチームを去ることになり、それは地方から将来家族を養うため期待を背負ってやってきた少年も例外ではない。
紹介するのは、ボカU-15の7軍の試合前にチームメイトたちへ対し奮い立たせる言葉を撮った映像です。心の底から発している言葉に胸を熱くさせられます。
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キャプテンの言葉
自分たちの今年一年を振り返ってみよう
ブエノスアイレス出身のみんなは
毎朝遅れないよう、
5時、6時には起きて、練習にくるそして、地方出身の俺たちは、
丸一年間、家族と離れて過ごしてきた日々の努力を振り返ろう
みんな、強化合宿初日を覚えているか?
付いた初日だっていうのに、
体がボロボロになるまで追い込まれたよな強化合宿だけじゃなく、毎日が大変だった
この一年の努力を思い出すんだ俺が最後に故郷に戻ったとき
妹がきて、「はい、これあげる」って
何かな?ってみると、
22ペソくれたんだこの話でみんなに伝えたいのは、
いくらくれたかは、どうてもいい家族はいつも自分たちの幸せを望んでる
今、22ペソで何ができる?
22ペソじゃ、何もできやしないさそれなのに何でわたしてくれると思う?
それは、ただ単に
自分たちの笑顔を見たいからさ今日は俺たちが彼らに笑顔を与えるんだ
自分たちの両親、
今日ここにいて欲しいと思っても
遠くにいて、これない家族のために
このチームのために戦うんだ
このチームの一人一人のために
ピッチの中では俺たちは兄弟なんだからさぁ、俺たちの強さを見せつけてやろうぜ!
(おー!!!!!)
グッとくる