ボウイが帰ってきた!『デヴィッド・ボウイ大回顧展』が日本に上陸!

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昨年亡くなったデヴィッド・ボウイ。伝説のミュージシャンの死は、世界中に衝撃を与えました。そして、世界中で140万人以上を動員した『デヴィッド・ボウイ大回顧展「DAVID BOWIE is」』がいよいよ日本で開催されます。1月8日(日)から、天王洲にて開催されます。

デヴィッド・ボウイ大回顧展

アジアでは唯一の開催がこの日本!デヴィッド・ボウイの様々な魅力が満載です!

1.STARMAN
異星人・ボウイのパフォーマンスを再体験
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出典:davidbowieis.jp

初めてのヒット ・シングル“スペイス・オディティ”や、10年の歳月を経てその主人公だったトム少佐が再び登場する“アッシュズ・トゥ ・アッシュズ”など、 ボウイのキャリアにおいて重要な楽曲やミュージック・ビデオの数々を、 詳しく紹介しているボウイ展。 “スターマン”もそのひとつだ。

1972年7月6日にBBCの大人気音楽番組 『トップ・オヴ・ザ・ポップス』に出演した彼が、 スパイダーズ・フロム・マーズを従えて披露した“スターマン”のパフォーマンスは、ジギー・スターダストという名キャラクターの誕生を知らせ、まだまだ保守的だった英国社会に大きな衝撃を与えた。 70年代に育った多数のミュージシャンが人生の転機に挙げ、 ポップ・ ミュージックの流れを変えたとされている歴史的パフォーマンスを、ぜひ会場で体験して欲しい。

「僕は誰かに電話をせずにいられなくて君を選んだ」 と歌いながら、 ボウイがこちらを指差す瞬間、 テレビを見ていた若者たちが覚えた興奮を、 再確認できるはず。

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2.FASHION
奇想天外、華麗、衣装の数々
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出典:davidbowieis.jp

想像上のキャラクターになり切るために、 服、 メイクアップ、 ヘアスタイル、 つまり、 ファッションの力を最大限に利用したボウイ。 彼は、 1970年代初めの 『ジギー・スターダスト』 時代 の山本寛斎、 1990年代後半の 『アースリング』 時代のアレキサンダー・マックイーンを筆頭に、世界中のトップ・デザイナーたちとコラボレーションを行なったり、バレエや演劇など 舞台芸術のスペシャリストたちの手を借りたりしながら、 時に奇想天外で、 時に性差を超えた、 インパクトあふれるスタイルを作り出してきた。

ボウイ展には、 音楽界最大のファッション・アイコンであるそんな彼が着用した、衣装の数々が集結。 ジョルジオ・アルマーニやエディ ・スリマンが手掛けたエレガントなスーツも、 最 後のツアーになった 『リアリティ』 ツアーで見せた、 ボウイ流のストリート ・スタイルも、 ほかに誰も着たことがない衣装、 誰にも着こなせない衣装ばかり。 眺めているだけで、 それを まとった彼の歌が聴こえてくる…….。

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3.JAPAN
日本の影響、クリエイターとのコラボレーション
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出典:davidbowieis.jp

ボウイがずばり 「僕は日本の影響下にある」と歌詞に綴っていたのは、アルバム 『ヒーローズ』 に収められた楽曲“ブラックアウト”だった。 そんな彼とジャパニーズ・カルチャーの深い関係にも、 ボウイ展は着目。 日本人にとっては、 非常に興味深いところだ。

例えば、 若い頃に師事したマイム・アーティストのリンゼイ・ケンプを通じて、 歌舞伎にすっかり魅せられたボウイは、 ライヴ・パフォーマンスに歌舞伎の化粧法や早変わりのテクニックを取り入れる一方で、 日本人のクリエイターたちとも、 積極的にコラボレーションを敢行。 『ヒーローズ』 のジャケット写真を撮影するなど、 40年以上にわたってボウイを撮り続けた 鋤田正義の写真、 山本寛斎が1970年代にデザインした、 今見ても斬新きわまりない衣装は、 彼のキャリアで重要な役割を担った。 ふたりの作品のほかにも、 1977年発表の楽曲“モ ス・ガーデン”のレコーディングに使われたミニ琴や、ボウイ自ら描いた三島由紀夫の肖像画が展示されている。

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4.SOUND&VISION
ヘッドフォンで音楽と映像に完全没入
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出典:davidbowieis.jp

どのようにして“音楽を展示”するのかという難問に対して、ボウイ展が出した答え?それは、 最新のテクノロジーを駆使した、 まったく新しいマルチメディア体験を用意すること。入場者ひとりひとりに専用のヘッドフォンが提供され、 単なる音声ガイドには留まらない、 各セクションの内容とシンクロさせた楽曲やインタヴュー音源を聴きながら、展示を 見て、 目と耳でボウイの世界に完全に没入できる。

ちなみに、 会場のデザインや音響・映像の監修には、 先鋭的な舞台セットや映像デザインで高い評価を浴び、 2012年のロンドンオリンピック開会式の演出にも関わった、 59プロ ダクションズを起用。 全編にその手腕がいかんなく発揮されているが、 中でもクライマックスで待ち受ける 「ショウ・モーメント」 のセクションは、 ボウイ展の最大のハイライトかもし れない。 四方に高く積み重ねられたスクリーンで、 彼のアイコニックなライヴ・パフォーマンスを体験できるこの空間は、まるでコンサート会場!

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5.SPECIAL
日本オリジナル展示「DAVID BOWIE MEETS JAPAN」
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出典:davidbowieis.jp

ボウイが日本のクリエイターと協働した代表作のひとつ、 映画 『戦場のメリークリスマス』 (監督・大島渚、 1983年公開)。 名場面映像に加え、 共演者の北野武氏、坂本龍一氏の撮りおろしインタヴュー映像を上映。 ボウイが日本人に見せた感性、 クリエイティヴィティ、 美学などを浮かび上がらせる。

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「DAVID BOWIE is」は映画にもなっており、その本編の一部も公開されています。
<動画はこちら>

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ボウイの魅力が満載のデヴィッド・ボウイ大回顧展「DAVID BOWIE is」。チケットは時間帯によっては完売している部分もありますが、まだ購入可能!気になる方は是非チェックしてみていただきたい!

チケット情報はこちら

「DAVID BOWIE is」の情報は公式のWEBページのほか、InstagramfacebookページTwitterでも公開しているのでチェックしてみてください。


出典:davidbowieis / facebook / instagram


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