「図書館で本を借りて、30年間歴史の勉強を続けている」
自身のインスタグラムで告白した黒柳徹子さんの「世界ふしぎ発見!」への思いに多くの反響が集まるなど話題となっています。
タレント、声優、司会者、エッセイスト、ユニセフ親善大使とさまざまなシーンで長年ご活躍されている黒柳さん。日頃のさまざまな表情を見せてくれるインスタグラムは多くのファンから好評を博しています。
そんな黒柳さんがインスタグラムで、長年出演している「世界ふしぎ発見！」（TBS系列）に出演が決まった時のエピソードや番組に取り組む姿勢や考え方について述べています。
以下、インスタグラム全文です。
今年、初めての仕事は、「日立世界ふしぎ発見！」。
今年で31年目になる！しばらくハワイなどでぼんやりしていたので、着物を着ると身が引き締まる。
考えてみれば、何ともう1500枚くらい着物を着たことになる。よく着物の裾の方が見たいので、立って欲しいと言われるけれど、装置の加減でどんなに飛び上がっても裾まではお目に掛けられない。パーフェクトの時には、立ち上がれるので帯くらいまではお見せするように、頑張っている。
芸能界に入ってから「クイズ番組には出ない」と決めていた。
何しろ私は、常識に欠ける所があって、質問されても、パンダとかマリーアントワネットとか、モーツァルトとか自分が興味のあるもの以外は、まったく答えられない。
そういう欠落したところがあるので、「クイズ番組には出ない」と決めていた。
でも、「せめて歴史くらいは、勉強したい！」と思ってたが、どこから手を付けていいのか分からず、ずっと考えていた。
その頃に、プロデューサーから「日立世界ふしぎ発見！は、他のクイズと違って、知ってる、知らないではなく、自分で推理して答えられる新番組」と話があった。「せめて歴史くらいは、勉強したい！」と思っていた、私なので、プロデューサーに、「歴史を、真剣に勉強したいので、せめて毎回のテーマを教えていただけませんか？」と頼んでみた。
私が勉強したいという思いが伝わって、それは約束された。それ以来、図書館で本を借りて、30年間歴史の勉強を続けてる。
教えてもらえるテーマは、当初よりもかなり漠然としたものになってきている。
例えば、問題が、「トーマス エジソン」の場合は、「アメリカの科学発達史」という様に、範囲がかなり拡大されている。図書館で何の本を借りるのかを、決めるのもひと仕事！おかげで、だいぶ歴史が分かるようになった。
また、問題を作る側に、私が三択の問題が苦手ということも解ってしまい、毎回三択が入るようになった。三択は、もっともらしい正解じゃない答えに惑わされて、ついついそれを正解だと思ってしまう。
どうやら、自分で考えて答えを出すのは間違っても平気だけど、答えが見えてる三択を間違えるのはとても嫌らしい。
でも、私はこの番組は、毎回発見があるので大好きだ。最近は、全問正解するのが難しくなっているが、パーフェクト賞めざして、今年も頑張ります！
黒柳さんの番組に取り組む意欲的で真剣な姿勢がとても伝わってきます。番組では、黒柳さんがメモを取りながら話を聞いている姿なども見かけることがありますが、いつまでも勉強熱心な姿には本当に感心させられます。なかなか真似できることではないと思います。
寄せられていたファンの声
・お着物とても素敵です。「勉強しよう！」というお気持ちも素敵です！まっすぐで一生懸命でキュートな所を見習いたいと思います。お体に気を付けて元気にお過ごし下さい！目指せパーフェクトです。
・幼い頃から、土日は決まって祖母の家に泊まっていました。毎週、黒柳さん、坂東さん、野々村さんの答えが正解かどうか賭けて遊んでました。あれから20年ほど…思い出になっています。
・小さい頃から「世界ふしぎ発見!」を見ていて、徹子さんは何て物知りな人なんだろう！と感動してました。今は物知りなことはもちろん、熱心に勉強されている姿勢にも尊敬してます！
いつまでも笑顔で若々しく、エネルギッシュな黒柳さん。さまざまな刺激を与えてくれますし、たくさんの元気をもらえます。今後もよりいっそうのご活躍を期待しています！
出典：www.instagram.com / www.instagram.com
