「息子は私の命です」
とある母親が公開した10歳の息子が白血病に苦しむ姿… 世界中から多くの励ましの声が届くなど大きな反響が寄せられています。
写真は白血病を患い闘病中だという、米・テキサス州在住のドレイク・メディンガー君（10歳）。投稿したのはドレイク君の母親。世間からの批判は覚悟の上で息子の写真を公開し、恐ろしいがんの現実を伝えています。
1枚の写真に込められたメッセージ。母親は息子とともに送る闘病生活を「これが私と息子、私たちふたりの世界の全てです」とし、現状について以下のように綴っています。
・「ひとりで寝ていて何かあった時に怖い」と息子が言うため、夜は添い寝。「何か」とはすなわち「死」である。
・夕飯時にインゲン一粒を食べ、一日一杯の水を飲むのが精一杯。そのため、息子はとても痩せている。
・先週、一日の間に44回も薬を服用した。
・10歳の息子との会話は、そのほとんどが「天国」についてである。
・体に痛みがあるため、体に触ると嫌がる。
・親子の約束は「ドレイクが無理なら、ママが代わりに病気と闘い続ける」ということ。
また、投稿の最後に「妊娠がわかった瞬間からドレイクは私の生きる希望で、私の笑顔、愛、鼓動の源であり、それゆえに私はドレイクのために涙を流し、心の痛め、顔をしかめる。息子は私の命です」と述べています。
闘病する息子の姿、いまの状況を綴った投稿に対して、45万人がリアクションし、10万人以上がシェア。コメントも55000件以上寄せられるなど、多くの励ましの声が寄せられています。
「涙しました。回復を願っています」
「言葉がありません。今はただ神に祈りをささげます」
「私もがんと闘っています。ともに頑張りましょう」
「同じ母親として辛い現実…。子どもと代われるものなら代わってあげたいという気持ち、痛いほど伝わってきます」
息子の姿を世の中に知らしめることは勇気のいることだったと思います。少しずつでも状況が改善するように願っています。
