折り紙のためにNASAを辞めた物理学者…無限の可能性を感じる作品は、まさに宇宙そのものだった

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「折り紙をするときは、古い友人と仕事をするように感じる。動きを知っているパートナーとダンスをするようです」と語るロバート・ラングさん。彼はこれまで、物理学者としてNASAで研究を続けてきました。我々が想像を遥かに超えた高度な業務と研究の中、折り紙を思い続けてきたといいます。その情熱を垣間見ることができるインタビューをご紹介します。

私の名前はロバート・ラング。物理学者であり、折り紙アーティストです。私は人生の全ての間、折り紙を愛してきました。子供の頃からずっと追求してきました。

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私は、数学の道具を自分の折り紙のデザインに持ち込むことで、美しく、予想しなかったものを折れるようになることを望んでいます。

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しかし、私の研究対象は科学と技術です。NASAではレーザーの研究に従事していました。

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ただ、その間もずっと折り紙のことが気になり追求を続け、折り紙のデザインを発展させ、ついには本も書きました。それから2001年に仕事を辞め、折り紙のキャリアを積むことにしました。

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折り紙の最も重要な特性のひとつ。ひとたび紙を折ったり広げたりする方法を学習し理解すれば、紙と大きく異なる物体にもそれらのパターンを応用できることです。

私は、仕事で丸くて円筒形のロケットに収まるいくつかの異なる折り方を試しました。車のエアバッグも開発しました。エンジニアが制御された方式でモノを製作するときは、折り紙の折り方のパターンを利用できます。

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作品の一部

伝統的な折り紙はシンプルで、20〜30ステップ。現在は数十、数百、あるいは1000ステップになることも。
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こうもり。
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バラ、花びらの厚みや質感まで表現されています。
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ランプ?かな??
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鯉。色の付け方もセンスを感じます。
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一枚一枚の鱗まで完全に再現されています。
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私にとっての原動力は、いつも挑戦したいことがあるということ。新しい問題、新しいテーマ。以前は作れないと思っていたけど、今では実現の仕方が分かる新しい形。問題を解く時にいつでもその素晴らしい感覚を味わえます。

1枚の紙から作られたなんて、考えられないほど美しい作品の数々です。1枚の紙から無限の可能性がひろがる事を教えられました。それこそ、宇宙ですね。動画では、たくさんの美しい作品の数々が紹介されています。ぜひご覧ください!

動画はこちら


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