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海底にある時突然現れた、この規則的な模様。宇宙人?…誰が何のために作ったのか。
この模様は春から夏にかけてダイバーたちに目撃されていましたが、正体は不明で「ミステリーサークル」と言われていました。
ものすごい、砂埃。まさに「工事中」です。
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砂埃の中からちょこんと可愛い顔を出したのは、なんと「ふぐ」。
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砂に潜り、ヒレを一生懸命動かしています。
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貝殻をくわえて…
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サークルの頂上部を装飾しています。
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上からみると、こんな形に!
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なんとこの「ミステリーサークル」を作った犯人は、「ふぐ」だったのです。
オスの「ふぐ」は、メスが産卵する場所にこのような「巣」をつくります。生物が作る巣のなかで、これほど複雑で完璧な構造物は自然界で他に無いと言われるほどだそうです。
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10〜15センチぐらいの大きさのオスの「ふぐ」が、唯一の道具である「ヒレ」を使って、2メートルにもなる大きさのサークルを作ります。1日24時間、1週間休むことなく作り続けます。休んでしまうと、水流で造形物が壊されてしまうからです。
日本では「アマミホシゾラフグ」が鹿児島県奄美大島沖海底でサークルを作っていたことが発見されています。小さなオスの「ふぐ」が、メスの産卵のためにこんな大きくて素敵な巣を作るなんて、とても感動的ですね。実際の様子を撮影した動画もありますので、ぜひご覧ください。
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