長崎のお盆は墓場で花火や爆竹が普通!?
「爆竹10%OFF」と打ち出された長崎県のスーパーの光景を撮影した写真の投稿が話題となっているのでご紹介します!
投稿されたのは、Twitterユーザーのもも@九州@netbooker_momoさん。九州めぐりをされているそうで、特にお盆時期の同地域のスーパーは濃いという印象をもたれているようです。
こちらが話題のツイートです。
「あら、爆竹がお買い得だわ」ってなるのか?長崎の主婦は?! pic.twitter.com/wxVXssrM6r
— もも@九州 (@netbooker_momo) 2017年8月6日
爆竹のセールが行われています。関東出身の筆者は、スーパーなどでこのようなPOPを見たことがありません。このツイートに寄せられた声を拝見していると、どうやら長崎では当たり前の光景だそうです。
長崎のお盆は墓場で花火や火矢、爆竹は普通なので。特に精霊流しに爆竹は必須ですね。
— リアル農夫houmei@マイクラ城郭再現 (@nouhuhoumei) 2017年8月7日
FF外から失礼します。祖母の家が長崎なんでついつい笑ってしまいました(笑)長崎のお盆は火薬量の多さがおかしいですからねwww
知らない人にとってはやかましい墓参りですよね。自分は東京者ですが、お盆に長崎にいると200箱以上は買ってました(笑)— 蟲狩兵@男おいどん (@Musikarihei) 2017年8月7日
お墓で慣らしてから精霊流しに行って、火をつけては大通りに軽く投げ入れたり、大通りに置いて箱ごと火をつけたりします。普通に少ない人でも5箱くらいは鳴らすんじゃないかな。
— ruley(CBR125R) (@mofumofu555) 2017年8月8日
精霊船流す時は、箱ごとめっちゃ使いますからね。
10%OFFはときめくかも— ダヘ Dahye (@ciicoo_jong) 2017年8月7日
精霊流しで爆竹
精霊流し(しょうろうながし)とは、長崎県の各地、熊本県の一部及び佐賀市でお盆に行われる、死者の魂を弔って送る行事。
毎年8月15日の夕刻から開催され、爆竹の破裂音・鉦の音・掛け声が交錯する喧騒の中で行われるそうです。精霊船は山車(だし)を連想させる華美なものであり、見物客が集まるといいます。これらの様子をみて「祭り」と誤解されることもあるそうですが、あくまでも故人を追悼する仏教の行事とのこと。
以下の写真は、長崎市の五島町交差点に辿り着いた精霊船。爆竹による煙が周辺を覆っていることがわかります。
出典:Wikipedia
大量の爆竹を入れたダンボール箱に一度に点火して火柱が上がったりする等、危険な点火行為が問題視されているといいます。過度な花火の使用をした場合、各船の花火取扱責任者に警察から指導が行く場合があるとか…。
長崎のお盆時期の爆竹及び、それに伴うスーパーにおける爆竹の値引き。それぞれの地域に根付く独自の文化や習慣を改めて感じました。
出典:Wikipedia / Twitter@netbooker_momo