白血病の息子のため1発200円の殴られ屋で治療費を稼ぐ父親が中国で大きな話題に

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中国、北京の駅前で「人間サンドバッグ1発10元(約200円)」と書かれたシャツを着て殴られ屋をする男性が中国で大きな話題となっています。実はこの男性は、息子が白血病となってしまい、その莫大な治療費を稼ぐために殴られ屋をしていたのです。

当初、息子が骨髄性白血病だと診断され3つの病院を転院した後、骨髄移植の手術を受けることができたのだが手術費用の70万元(約1,300万円)は、到底支払うことができず、家を売却するも多くの借金をしていたといいます。

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そんな中、「人間サンドバッグ」で何とか治療費を決意した父親は、当初息子の病気のことは信じてもらえず、単にお金を稼ぐためにと思われ掲げている通りに1発10元で殴られ続けていたのだが、このことが現地メディアで取り上げられると、父親のもとには、殴ることなく寄付をしたいという多くの人が集まったといいます。

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その結果、治療費に充てられるお金が集まりメディアのインタビューでお父さんは次のように語っています。

「本当に心優しい人たちがたくさんいます。病院に、毎日息子を見舞いに来てくれるんです。時には、1日に20人もの人がお見舞いに来てくれます。親切な人が電話を掛け続けてきてくれるので、私の電話はいつもバッテリー切れです。」

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その後、息子の経過も良好とのことでさらに2年以上の治療が必要となりますが、寄付をした方には今後も継続的に支援を続けることを約束しているといいます。

父親の息子を想う気持ちによる必死の行動が多くの人に届いたのでしょうね。

出典:shanghaiist.com

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