政府の出生率予測が酷いと分かるグラフ。もっと本気を出して欲しい

fd150126q001
少子高齢化が進む日本。2014年に厚生労働省が発表した出生率は1.43。前年の1.41を0.02ポイント上回るものの、1975年に2.00を下回ってからは低下傾向が続いている状況です。

そんな中、下の1枚のグラフを見て欲しい。オレンジの線が実際の出生率の線に対して、約5年毎に政府が発表する目標とする出生率が青線です。
fd150126q002
出典:国立社会保障 人口問題研究所

まったく実数値と目標値が乖離しているのが分かりますね。しかも何度も何度も。

fd150126q003
出典:国立社会保障 人口問題研究所

もちろん人の命に関わることであり、政府も子育て支援などの様々な対策をしていても出生率を上げることが難しいのは理解できます。
しかし、欧米諸国では同じ少子化問題を抱えながらも出生率の低下を抑え、さらに底上げしている例もあるのが上のグラフでも分かると思います。

政府だけでなく国民ひとりひとりもこの少子化問題を真剣に考えて改善していくようにしていきたいものですね。

出典:厚生労働省

関連記事(外部サイト)

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事