スペインの教会にある16世紀の彫像を修復したら、こんな風になっちゃった…

スペインの教会にある16世紀の彫像。その作品の修復後の色使いに、多くの批判の声が寄せられる事態となっています。

見ていただけると分かる通り、修復後ははっきりとした肌色になってしまい、作風が全くもって変わってしまいました。これは修復というよりも… といった印象です。こんな結果になるなら、いじらない方が良かったのではないでしょうか。

スペインの文化遺産修復専門家協会は、過去にも文化遺産の修復で失敗した事例を踏まえ、「文化遺産に対する攻撃を、これ以上許すわけにはいかない」というメッセージを発信しています。

(寄せられていた声)

・おばあさんにならないだけ良かった。
・すべてが台無しになってしまうね。
・修復しない方が100万倍の価値があった。

ちなみに、スペインでは2012年にも同じ様な事案がありました。キリストのフレスコ画を、修復の専門家ではなく一般の女性が修復してしまったのです。その時の様子を伝える動画がこちら。

動画はこちら

ボルハ市の教会にあったキリストのフレスコ画は、地元民の宝とも言われていましたが、なんとも哀れな修復を施されてしまいました…。

なぜ、専門家以外の人間が修復することになってしまうのでしょうか…。文化財の修復は専門家が行うべきですね!

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出典:Twitter(@loockito) / bbc / YouTube(素人画家が修復に失敗 スペイン教会のフレスコ画 2012/8/24)

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