「理想の上司」と「ダメ上司」、社員たちの判断基準は?…700人にホンネのアンケート

「理想の上司」に「ダメ上司」…。自分では「理想の上司」を演じているつもりだけど、多くは部下のホンネが自分の耳に入ることは難しい。

人間関係や各々の思惑にかき消されてしまう部下のホンネ。部下は上司をどのように評価しているのか?怖いけど気になる真実についてアトラシアン株式会社がとったアンケート結果が公開されているのでご紹介します。

理想の上司の条件の結果はなんと…

第1位:「部下に対する指示・指導・ゴール設定が的確」 44.6%
第2位:「仕事に対する知識/スキルが豊富/高い」 34.5%

確かに共感できる項目ですね。これは上司だけではなく、仕事をする人間であれば誰しもが思うことではないでしょうか?その項目がどこまで客観的にできるか?なのかもしれません。

その他、アンケート結果のがまとめられていましたので、ぜひご覧ください!

●上司に対する満足度
満足・不満の回答者数に大きな開きはない。ただ、「大いに不満」と答えた回答者が全体の14%を超え、「大いに満足」の倍以上 

●「40代上司 vs.50代上司」──部下の満足度
40代上司は、「不満(大いに不満、不満)」を上回り「満足(大いに満足、満足)」と評価される割合大きい。ところが50代上司はその逆。50代と40代の大きな違いが何か気になります。 

●上司が不満な理由
「部下に対する指示・指導・目標設定が曖昧」49.8%
「チームを牽引する能力に欠けている」35.2% 

●自分の能力・スキルを発揮するために、直属の上司に行って欲しいこと
「自分の役割やゴールを、自分の納得いく形で明確にする」24.4%
「部署の誰もが自由に意見・アイディアを出し合える雰囲気を作る」15.4% 

●所属チームのパフォーマンスに対する自己評価
「非常に高い」と評価する回答者は全体のわずか3%程度。
「高い」と思う向きも全体の4分の1程度で、残りは「普通」かそれ以下の評価。 

●所属チームのパフォーマンスが「低い・非常に低い」と評価した回答者の上司への満足度
30%近くが上司に「大いに不満」を抱き、「不満」と合わせると66.4%。所属チームのパフォーマンスの悪さを、上司の問題と見る向きも多い。 

●所属チームのパフォーマンスが「低い・非常に低い」と評価した回答者が、パフォーマンスを高めるために必要と感じること
チーム各人のミッション/ゴールの明確化、公正な評価、トレーニング、オープンな風土の醸成、情報の共有など。 

なんだか、身につまされる内容ですね。すべてが実行できていればスーバービジネスマン!ただ、上司だけに問題があるわけでもなく、部下も上司もどこまでが自分の問題として捉えられるかが大きいとは思いますが…。「夏が暑いのは俺のせい」で片付けられればよいですが、実際は試される状況になってしまうことも。

詳しいアンケート結果については、アトラシアン株式会社の運営する「チームの教科書」に掲載されています。ご興味のある方はぜひご覧ください!これで明日から上司と部下の新しい関係を築く第一歩になるかもしれません!

チームの教科書

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出典:prtimes / atlassian-teambook

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