尿1滴からガンを95%以上の確率で判別できる!九州大が画期的技術を開発

fd150313r001 九州大学の研究チームは、線虫に人間の尿の臭いを嗅がせ、その反応からおよそ95%もの高い精度でガンの有無を判定できる技術を開発したことを発表しました。

実用化されることで、尿1滴を用意するだけで1検体あたりのコストをこれまでの1/10以下の数百円程度で可能となり、コスト面だけでなく手軽さからがん検診受診率の飛躍的向上によりガンの早期発見、医療費の大幅な削減が見込まれる大発見となると言われています。

fd150313r002 出典:九州大学
実験では、線虫がガン細胞に特有の分泌物の匂いに反応することが判明。その上で、プレートにいる多数の線虫に尿を1滴たらし反応を調べたところ、がん患者の尿には誘引行動を、健常者の尿には忌避行動を示すことが分かりました。

また、現在は全てのガンを検出できる反面、ガンの種別までを特定できないが、特定のガンにだけ反応することができない線虫株というものを用いることにより、今後はガン種別の特定まで行っていくことも可能になるとのことです。

この画期的な発表は、今後さらなる臨床実験により実用化を進めていくことになりそうですが、多くのガンが早期発見により治療可能になることが近い将来くるかもしれません。

出典:九州大学

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