「世界中の海のゴミを無くしたい」20歳青年の描く夢が世界を動かした!

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「世界中の海のゴミを無くし、綺麗にしたい」という壮大な夢を持った若干20歳のオランダ人が、一度にプラスチックなどの大量のゴミをかき集められるアイデアを発明。そのプランが世界中の人々を巻き込み、実現に向かって具体的に推進されています。


環境保全のアイデアに世界中が賛同

オランダ人青年、ボイヤン・スラットさんは若干20歳。この若さで地球規模の環境保全問題に取り組み、海洋ゴミの回収にその人生を捧げようとしています。スラットさんは海洋ゴミの中でもプラスチックを回収するアイデアを発明(海に散らばるプラスチックの総量は、推定約1億5千万トン。短期間では腐食しない大量のプラスチックは、想像を上回る悪影響を生態系に与え続けているとされています)。そして、彼のアイデアには、クラウドファウンディングを通じて多額の資金(2百万ドル)が集まったそうです。

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プラスチックゴミによる経済的な損失は世界で年間130億ドル。また、100以上の生物が生存を脅かされている。この非常に大きな地球規模の問題を早急に解決しなければならない。



ゴミを回収するアイデアとは

全長2300メートルにも及ぶフェンスをV字型にして海に浮かべ、流れてくるゴミを集めて回収する構造です。ローコストで設備を導入できるほか、網を使わないため生き物が引っかかる恐れがないということです。スラットさんのアイデアの具現化には、海洋学者や海軍の技術者、設計者も賛同し、関与しているといいます。また、10年間で太平洋ゴミベルトの42%の廃棄を目標としているそうです。

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長崎県で実証実験を行う計画を発表

スラットさんは、オランダに本部を置く非営利団体「オーシャンクリーンアップ」のCEOとして来日し、多くのごみが漂流する長崎県対馬沖に大規模なごみ除去設備を設置して、実証実験を行う計画を発表しました(2015年5月25日:都内での記者会見にて)。これは、長崎県対馬市からの要請を受けてのことだそうです。計画によると、2016年半ばに実証実験をスタートするとのこと。ちなみに、対馬市には海外からのごみの漂着も多く、2014年度はゴミの回収に4億6000万円余りを費やしていたそうです。

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団体では、対馬沖において数年に渡りゴミ回収の実証実験を行った上で、ハワイとカリフォルニアの間を漂流するゴミを回収するための除去設備の導入(全長100キロ)を目指しているそうです。


自分の限りある人生を、地球規模の環境保全問題に捧げるスラットさん。とてつもない大きな問題に取り組む意思と実行力。世界を動かしている事実も含めて敬意を表します。また、改めて環境問題の重大性を痛感させられます。

みなさんはどう思われましたか?

出典:www.boredpanda.com
出典:gizmodo.com

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