なぜサングラス?その裏には“薬の副作用”に苦しむひとりの生徒を支える仲間たちの想いが

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全員がサングラスをかけて合唱しています。なぜ?と思うかもしれませんが、その裏側には“子宮頸がんワクチンの副作用”で苦しむ女子生徒の存在がありました。


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上記の画像は、9月25日に宮古島市のマティダ市民劇場で行われた宮古高校の合唱祭の様子です。あるクラスの生徒35人がサングラス姿で登壇し、尾崎豊さんの「15の夜」を熱唱したといいます。

子宮頸がんワクチンの副作用で苦しむ女子生徒は、サングラスが手放せない

このクラスには、子宮頸がんワクチンの副反応とみられる症状で光に敏感になり、サングラスが手放せない女子生徒がいます。「1人だけサングラスは嫌だろうと思って」というクラスメートの提案で、全員がサングラスで合唱することを実現したそうです。



子宮頸がんワクチン接種後に体調に異変

女子生徒は中学2年生だった2011年に子宮頸がんワクチンを接種。次第に頭痛や虚脱感といった異変があらわれ始め、高校に入ってからは手足のしびれなどで倒れるなどし、保健室に運ばれることが増えたといいます。

また、プールの授業中には過呼吸を起こして溺れてしまい呼吸が止まったり、ロードレースの練習後、けいれんが続いて意識を失ったり…。そんな状態なのでなかなか学校へ通えなくなり、登校できても保健室で過ごすことが多くなりました。光に対しても敏感になり、学校でもサングラスが手放せないといいます。


子宮頸がんに予防効果があるとして国が積極的に推奨も、副作用報告が相次いだ

子宮頸がんワクチンは、日本で年間約2700人が死亡する子宮頸がん(性行為によるヒトパピローマウイルス(HPV)感染が主な原因)に予防効果があるとして国が積極的に推奨してきたものの、接種後にけいれんや痛みなどを訴える副作用報告が相次いだため、現在は積極推奨はしていないワクチン。

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厚生労働省によると、昨年3月末までに約338万人が接種を受けており、うち2475件の副作用報告があり、うち617件が重篤とされています。けいれんや嘔吐、全身の痛みなど、さまざまな副作用の報告が確認されている子宮頸がんワクチン。酷い場合は記憶障害、さらには知的障害の症状も報告されているといいます。


国は早急な治療方法の確立と救済措置を!

国はこれまで、有識者による検討部会などを開いて対策を進め、現在は47都道府県でワクチンの副作用についての相談や診療が受けられる計70の医療機関を選定・整備。同時に、これまでに報告された副作用症状に関する追跡調査を実施しているようです。ただ、現状ではワクチンとの因果関係について聞いても、返答は「調査中」と説明するばかりの状況が続いているといいます。


最後に、この女子生徒の母親の声をご紹介します。

日々いろんな症状があり、つらい思いしている中でも「私のためにゴメンね」と経済的な心配をしたり、島外での治療のために「きょうだいに寂しい思いをさせている」と家族の心配をしたり、そんな娘です。今は高校の先生方や友達の理解・支えがあり、休みがちではありますが、何とか頑張って登校しています。体力的には辛いと思います。娘以上に副反応に苦しんでいる子は、たくさんいます。早急に治療法が確立されることと、国からの救済を願っています。そして、この記事を読んで、原因が分からずに苦しんでいる子が副反応のことに気づき、前に進むことが出来るならうれしいです。



なぜ、ワクチン接種前まで元気に暮らしていた子が、日々苦しまなければいけないのか。彼らの青春の時間は帰ってきません。治療法の確立、救済が望まれます。



出典:headlines.yahoo.co.jp / www.sankei.com

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