ほとんど報道されていなかったと思いますが、先日5月末に開催された2年に一度の国別の団体世界選手権「トマス杯2014」で日本男子チームが決勝でマレーシアを破り見事世界一の快挙を達成しました。
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国際大会初優勝の歴史的快挙
1948年から続く過去27回の大会での優勝は、インドネシアが13回、中国が9回、マレーシア5回(うちマラヤ連邦3回)となっており、最近では世界ランキング1位の中国が5連覇を成し遂げていました。そんな中で今大会、予選リーグからトップで勝ちあがり、決勝トーナメントの準決勝で優勝候補の中国を破り6連覇を阻止し、見事決勝でマレーシアを破ったのが日本でした。
マレーシアとの決勝戦
マレーシアでの決勝戦では第1試合のシングルスで世界ランキング4位の田児賢一が世界1位のリー・チョンウェイに敗れましたが、第2試合のダブルスで世界3位の早川賢一/遠藤大由組が逆転勝ちし、続くシングルスの19歳の桃田賢斗も勝利。ダブルスで園田啓悟/嘉村健士組が逆転負けしたが、最終第5試合のシングルスで世界25位の上田拓馬が66位の選手を2-1で下し、初優勝を決めました。
首相官邸へ安部総理へ表敬訪問
6月30日に早川賢一主将はじめ、遠藤大由選手、髙橋沙也加選手ほか、日本選手団が首相官邸を訪れ安倍総理大臣に表敬訪問した様子。
サッカーワールドカップでも盛り上がっているせいか、この歴史的快挙のニュースに関してはほとんどマスコミに報道されていなかったようですね。元金メダリストの韓国人監督を招聘したり、19歳の桃田選手などの若手育成が成功したなど日本バドミントン界にとって大変意義のあるニュースであり、日本人みんなももっとこのニュースで盛り上がって良いと思います!6年後の東京オリンピックでバドミントンで金メダルが取れるのを期待できますね!