【実際に起きた火災事例】えっ?ペットボトルを置いていただけで火災が発生!?

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ペットボトルを置いていただけで火災が発生!?そんな意外な火災の原因についてご紹介します。

ペットボトルが原因の火災の事例

ペットボトルが原因の火災は、数年前に福岡市の一般住宅で起きました。幸い人的被害はなかったそうですが、ウッドデッキの床面やテーブルおよび網戸、スプレー缶を損傷したそうです。

その時の様子がこちら。
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火災発生直前の状況。
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原因はテーブルの上に置かれ、強い日差しをうけていた水入りペットボトルがレンズの役割を起こし、テーブル上のドライフラワーや新聞紙等に着火し、火災に至ったということです。これを「収れん現象による火災」とされています。実際、修れん現象が原因の火災は全国でも年に数件報告される程度といいますが、身近なペットボトルが火災の原因というのもちょっと驚きですね。

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収れん現象とは

収れんとは、太陽からの光が何らかの物体により反射又は屈折し、これが1点に集まることを言うそうで、その場所に可燃物がある場合に熱が蓄積し発火に至る場合がある…とのこと。下記は実験の際の画像です。


入射角度75°で、ボトル底部から発煙(写真では分かりにくいですが)。水を入れた500mlペットボトルでも起こる現象。
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ガラス玉(直径8cm)でも発煙。
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球面を持ち、凸レンズに類似する構造を持つ物質の付近に新聞紙等の着火物があり、そこに太陽光が収束すれば、容易に無炎燃焼を引き起こしてしまうそうです。


Googleオフィスで、収れん現象が原因と思われる火災が発生

11月27日午前8時55分ごろ、六本木ヒルズ30階にある大手IT企業「Google」日本法人のオフィスで、「じゅうたんや段ボールが燃えている」などと119番通報があったそうです。警視庁麻布署や東京消防庁によると、同社社員が消火器を使うなどし、火はすぐに消し止められたようです。

じゅうたんなどの近くには水晶玉が置いてあり、同署は外からの光が水晶玉に当たって一点に集中するなどした結果、発火した可能性があるとみているそうです。


ちなみに、収れん火災は、日差しが強い夏場特有のことと思えますが、冬場は太陽高度が低く部屋の奥まで日光が届くため、収れん現象が発生しやすいそうです(統計的には冬場の方が多いとのこと)。

火災の原因としては盲点でした。これまでに火災事例が少ないとはいえ、頭の片隅に入れておいて損はなさそうです。


<動画はこちら>
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