「台湾の皆さんありがとう」被災した南三陸町の病院が台湾の義援金22億円で復旧!

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出典:twitter.com

東日本大震災時、津波により甚大な被害をうけた南三陸町の公立病院が、台湾の義援金22億円で復旧して話題となっています。


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東日本大震災の津波で職員と患者の計74人が犠牲になった宮城県南三陸町の公立病院(震災当時は「志津川病院」。南三陸町で唯一の総合病院だった)が、「南三陸病院・総合ケアセンター南三陸」として生まれ変わり、11月25日に落成式が行われました。

高台に建設された南三陸病院・総合ケアセンター南三陸。津波で壊滅した宮城、岩手両県の6つの公立病院のうち、本格復旧したのは初めてです。

震災当時の様子。5階建ての建物の4階までが水に浸かりました。

台湾からの義援金が、新病院の建設費用を支えた

新病院の建設費約56億円のうち、約4割に相当する22億2000万円を中華民国紅十字会総会(台湾赤十字)が支出したといいます。台湾赤十字が、東日本大震災からの復興を支援した建築物の中で最多の支出額だったとのこと。

落成式の時、台湾赤十字の王清峰会長は「日台の友好関係が末永く続くことの象徴」と語っていたそうです。敷地内には「台湾の皆さんありがとう」という感謝のメッセージとともに、南三陸町の町旗、「中華民国」の国旗、「絆」の文字などが刻まれた記念碑も設置されました。

新しい病院には、介護サービスなどを行う総合ケアセンターも併設されているそうです。地域の人々の暮らしにとって欠かせない新たな拠点となりそうですね!台湾の皆さまには、心より御礼申し上げます。


出典:japan.cna.com.tw


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