【追悼】「すべては被災者のために」震災で戦後最大10万人の部隊を指揮…前陸上幕僚長

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東日本大震災で、戦後最大となる10万人の自衛隊部隊を指揮された前陸幕長・君塚栄治さんが、昨年末にお亡くなりになりました。



自衛隊史上最大規模となる災害派遣活動の指揮にあたった君塚栄治さんは、2015年12月28日に63歳の若さでお亡くなりになりました。当時、10万人を超える陸・海・空3自衛隊を統括する「統合任務部隊」の指揮官に任命され、被災者の救難支援にあたりました。

全ては被災者のために


自衛隊員たちに「全ては被災者のために」と訴え、行方不明者の捜索などのほか、がれきの片付けや、被災者の思い出の品を掘り起こすなど、これまでの災害派遣にはなかった活動も積極的に進めました。

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君塚さんは「最終バッター、最後のとりで。われわれの後はない」。自衛隊史上、空前のオペレーションに際し、そう思い極めていたといいます。

君塚さんは刻々と移り変わる現場の状況に、迅速かつ的確な命令を発し続けました。
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陸上幕僚長退任後は、全国で「防災」をテーマに講演

君塚さんは震災の経験を「生涯忘れない衝撃」と語っていました。そして、その経験が陸上幕僚長退任後の人生も決定づけたといいます。「防災」をライフワークに掲げ、全国で講演活動を推進。静岡県の防災対策アドバイザーにも就任し、災害への事前準備と教育の重要性を説き続けていたそうです。


(この件に対して寄せられていた声)

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陸上自衛隊に同期入隊した元陸将の寺崎芳治氏は、弔辞で古い友人についてこう語っていました。

ややもすれば熱くなり、暴走しがちな仲間をいさめ、冷静に意見を集約してくれた。人間性のなせる業だったと思う。


大みそかに行われた告別式には約300人の参列者が駆けつけ、最後は儀仗(ぎじょう)隊に見送られました。

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自身の功績については多くを語ろうとしなかった君塚さん。被災者のため、任務を全うされたことに心より感謝申し上げます。

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