「平和を考える機会に」「後世に伝えるべき」“零戦”が再び日本の空へ!テスト飛行間近

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零戦が再び日本の空へ!

1月27日にテスト飛行を控えた零戦が大きな話題となっているのでご紹介します!

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昨春、海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)に運び込まれ、市民向けの「公開飛行」の機会を待っていた零式艦上戦闘機(零戦)が1月27日、同基地で「テスト飛行」することが決まりました。※一般の方は基地内に立ち入りできない。


以下、運営側(株式会社ゼロエンタープライズ・ジャパン)から1月21日に発表されたコメントの抜粋です。

弊社の発表並びに、メディアの報道の通り1/27(28、29予備日)に海上自衛隊鹿屋航空基地にて、本機(零戦22型)のテスト飛行を計画しております。

本件につきまして多くの方からお問い合わせのお電話、メールをいただいております。多くの方にご興味を持っていただき大変感謝しております。

今回の飛行は、自衛隊殿の基地内で一般の方の立ち入りができません。そのため一般の方が観覧にお越しいただきましてもご希望に添えません。飛行日時等につきましても、天候、整備状況等に左右されます。あしからずご了承願います。

一般向けの飛行イベント等の今後につきましては、別途計画し発表させていただきます。



一時は頓挫しかけたが、主催者が自ら経費を工面、試験飛行までこぎつけた

安全保障法制をめぐる影響により、「戦争賛美の誤解を受けかねない」とスポンサーの撤退が相次ぎ、一時は頓挫しかけた計画だったそうですが、「平和を考える契機に」との思いをあきらめきれない主催者が自ら経費を工面、試験飛行までこぎつけたといいます。

ffdc1773-s_R 出典:blog.esuteru.com

平和の空を飛ぶ姿を、多くの人に見てほしい

機体は、ニュージーランドでフライトジャケット製造会社を経営する石塚政秀さん(株式会社ゼロエンタープライズ・ジャパン取締役)が所有。戦後70年の昨年、零戦を生んだ時代背景について考えてほしいと国内での飛行を計画していました。スポンサーの撤退により一時は計画断念の危機に陥りましたが、国の飛行許可の期限が今年1月末と迫り、石塚さんは「今飛ばないと計画がいよいよ困難になる」と、テスト飛行に必要な約750万円を負担することを決意したそうです。

機体は1970年代にパプアニューギニアで発見されたもの。
photo01_R 出典:www.zero-sen.jp

2009年に石塚さんが米国で所有権を取得。14年に日本に持ち込んで整備を進め、昨年7月にエンジンの始動テストを実施。国土交通省や航空局、防衛省などとの調整を終え、1月15日に飛行許可が下りたそうです。

また、今回の飛行のため、昨年2月のクラウドファンディングで約2340万円を調達。機体の運送や組み立て、法的な手続きなどに費用を充てたといいます。


(この件に対して寄せられていた声)

・国内で零戦が飛ぶのはうれしいことだ。こういうことをもっと大事にしてほしい。

・素晴らしい。もっと集めてゼロインパルスを結成して欲しい。

・零戦は、物真似ではなく、逆に他国から真似されるような日本人が作った素晴らしい作品。日本は幕末以来ずっと外国に憧れ、外国の真似をしてきたが、近頃は外国が日本を真似するようになってきた…。昔の日本の良い部分の復活の象徴になるといいね。

・22型は珍しいね。翼の先端を落とした32型は航続力が落ちたためにパイロットの不評を買って元の12mに戻したやつですね。それから栄エンジンもパワーアップして速度も21型より速くなった。格闘戦性能もよく最も強いゼロ戦が22型かも知れない。

・政財界は、日本の技術を代表する骨董品に目を向けてほしいです。日本人の誇りとして、何か動き出してほしい。


パイロットは、零戦の操縦資格を持つスキップ ホルムさん

パイロットは、アメリカから零戦の操縦資格を持つスキップ ホルムさんを招聘。27日(水)に初飛行を含む2~3回の試験飛行が計画されており、予備日として28日(木)、29日(金)を確保しているとのこと。

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石塚さんは零戦について、こう語っています。

零戦は「戦争の象徴」ではなく、明治以降の先人が努力の末に生んだ最高峰の航空機。日本の近代の歩みを知っていただくための遺産。生きた歴史の証人として後世に伝えるべきだ。


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詳しい情報は「零戦里帰りプロジェクト」のホームページでもご確認いただけます。


出典:www.nishinippon.co.jp

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