15日に行われた米大リーグの第85回オールスター戦でレンジャーズのダルビッシュ有投手は3番手の投手としてマウンドに上がり、1回、14球を投げ、3者凡退と上々の球宴デビューしました。その際に、投げた1球に91キロの超スローカーブで観客を魅了しました。
対戦打者トゥロウィツキーに投げた超スローカーブ
この投球を見てベンチもニヤニヤ
試合後に「Yuphus pich」(ユーファス・ピッチ)という言葉が話題になったが、この言葉のネーミングは、29万人以上のフォロワーを持つ名物記者ジョン・ヘイマン氏が「#Yuphus pich」と検索用のハッシュタグ(#)を付けてTwitterに投稿したことから多くの人びとに拡散。アメリカでは1940年代から超スローボールを「Eephus pich(イーファス・ピッチ=大した意味のないボール)」と呼ぶが、その頭文字をダルビッシュ投手の名前の「有」に変えた造語だそうです。
このYuphus pitchについてダルビッシュ投手は「持ち味の一つなので1球ぐらい投げたいと捕手に言っていた。ファンの方が喜ぶ球なので。ボールでしたが投げられて良かったです」とコメントしています。