「死ぬまで筆を握りたい」盛岡・映画館の手書き看板…82歳の職人が今も描き続ける

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「死ぬまで筆を握りたい」

長年、盛岡の映画館「盛岡ピカデリー」で、手書き看板を描き続ける職人(82歳)についてご紹介します。

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これらの看板は、82歳の看板師・小笠原正治さんにより描かれたもの。盛岡市中央通の映画館「盛岡ピカデリー」にて上映される映画の看板を描き続けているといいます。

日活専属の看板師から始めて60年。味わい深い看板に仕立てて、盛岡の映画文化を支えています。


看板で引き寄せられ、映画館に入る客をみて興奮した

小笠原さんが初めて手がけた看板は、1955年に盛岡日活劇場の開業記念で上映された「力道山物語」だそうです。当時、看板のビジュアルで引き寄せられ、映画館に入っていく客をみて興奮したといいます。

以降も、石原裕次郎の「太陽の季節」、安井昌二の「ビルマの堅琴」、小林旭の「ギターを持った渡り鳥」シリーズなどを手がけたそうです。まさに、盛岡の映画館と共に歩んでいる人生。縦約1m、幅約2mのベニヤ板に紙を貼り、鉛筆で下書きした後にアクリルの特殊な絵の具で描くスタイルは、60年間一貫して変わっていないとのこと。

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昨年、盛岡に映画館が開業して100年。

盛岡で映画館が開業し、昨年でちょうど100年になったそうです。それを記念して、「もりおか映画祭2015」も開催されました。最も華やいだ時代は約30館あったという劇場ですが、今ではわずか5館だけ残っているとのこと。

その中でも手書きの看板を描き続けるのは「盛岡ピカデリー」のみ。看板師は小笠原さん1人だそうです。小笠原さんの描く味わい深い看板は、それぞれの映画がもつ魅力を、また違う角度から見せてくれているような気がします。



出典:www.kahoku.co.jp

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