落選したけどダイヤの原石が!?キンコン西野さん「負けエンブレム展」に応募募る

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出典:lineblog.me
ネットでは何かと話題になることの多いお笑いコンビのキングコングの西野さん。今回は東京オリンピックのエンブレムの選考に漏れた人たちの作品を集め、「負けエンブレム展」なるものを開催する事を発表しました!因みに上記画像は東京オリンピックのエンブレム募集に応募した西野さんの作品です。

西野さんの想い

西野さんは今回のエンブレムの選考に漏れた作品の中にも素晴らしい作品が眠っていて、日の目を見るべきデザイナーやイラストレーターがいるはずだと考え、そんな人たちにとってのチャンスになればと考え今回の「負けエンブレム展」の開催に至ったそうです。

以下西野さんのブログより引用

14599作品が集まった東京五輪のエンブレム。

蓋を開けてみると、最終候補4作品は、おそろしく無難なデザインばかり。
おそらく皆様方と同意見だと思いますが
「悪くもないが、良くもなくて、超ツマンナイ」
です。

しかし、あれだけの人数に募集をかけて、あれだけの人数で選考したわけですから、「無難」という結論に至るのは当然です。

選考基準に文句があるのならば参加しなければいいだけの話ですし、「全然つまんない」と言うのであれば、選考方法が決まった段階で声を上げるべきだと僕は思います。
そもそも、近年の五輪エンブレムは恐ろしく無難なデザインばかりです。
細かすぎる規定や利用前提があるので、当然と言えば当然でしょう。

僕は、最終選考に残った作品の中から、もっとも優秀な作品が選ばれていいと思っていますし、その作品のデザインの良し悪しなんて「喉元すぎれば何とやら」で、オリンピックが始まってしまえば、誰も議論しなくなると思っています。

ただ一方で、今回の公募に応募し、落選した僕自身の頭によぎるのは、「もしかしたら、落選した作品の中に素晴らしいデザインがあったのではないか?」という疑問です。

僕は芸人なので「こんなエンブレムを考えてましたー」とギャグで済ませることができますが、今回の公募が、デザイナー・イラストレーターを目指す方々にとって、とても大きなチャンスだったことは明白です。
もしかしたら、とんでもない才能を埋もれさせているかもしれません。

それとは逆に、
佐野研二郎さんの一件があったので、プロのデザイナーさんが作品を出品することを渋って、コンペ全体のレベルが恐ろしく低く(素人大会)なってしまい、あのような4作品が残ってしまったのかもしれません。

今回のコンペに参加したデザイナー・イラストレーターにチャンスを与えたくて、
そして、あまりにもブラックボックスすぎる今回のコンペの質を知りたくて、
僕と同じように、今回のコンペに参加し、落選した方々へ向けて、
僕のブログ上で、『負けエンブレム展』を開催することにしました。

参加資格は「今回のコンペに参加し、落選した人」です。

応募作品の中から、僕の独断と偏見で「この作品(この人)は世に出るべきだ!」という作品を選ばせていただきます。
僕のブログは通常時で10万人ほど見られているので、それを「宣伝」としていただければと。
あと、まあまあ関係者も見ています。

出典:lineblog.me
そして、追加で決定した事項として、今回の「負けエンブレム展」では、西野さんの独断で『審査員特別賞』『優秀賞』『大賞』が選ばれることが決定しました!なんと、『大賞』には西野さんのポケットマネーから10万円の賞金も出るそうです!今回のコンペで落選した人はぜひ「負けエンブレム展」に出展してみてはいかがでしょう?

応募について、詳しくはこちらの西野さんのブログをご覧ください。

「負けエンブレム展」の作品発表は2020年東京五輪公式エンブレム発表後の25日の予定となっています。ちょっと楽しみですね!

実際の2020年東京五輪公式エンブレム候補の4作品もここに載せておきます。

2020年東京五輪公式エンブレム候補

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出典:tokyo2020.jp

ShortlistedEmblems_Br
出典:tokyo2020.jp

ShortlistedEmblems_Cr
出典:tokyo2020.jp

ShortlistedEmblems_Dr
出典:tokyo2020.jp

この4つの中から東京五輪公式エンブレムが決定します。どれになるか楽しみですね。


出典:lineblog.me / tokyo2020.jp


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