「核なき世界へ向けて歴史的訪問」オバマ大統領 広島へ 原爆投下から71年

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オバマ大統領が米現職大統領で初めて広島を訪問することとなり、海外メディアも速報で伝えるなど世界中で大きな話題となっています。

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アメリカのオバマ大統領は、5月26日から2日間の日程で開かれる伊勢志摩サミットに出席後、27日に現職のアメリカ大統領として初めて被爆地・広島を訪問することを決定し、日本政府に伝達しました。安倍総理大臣は、オバマ大統領の広島訪問に同行する方向で調整に入っています。

ホワイトハウスは声明で、「核兵器なき世界を追求する決意を示す歴史的な訪問だ」と意義を強調しています。ホワイトハウスのアーネスト報道官は9日の記者会見で「核兵器のない世界」を目指すとするオバマ大統領が、就任当初から任期中の被爆地訪問に前向きな姿勢を示していたと指摘したうえで、近日訪問するか否か明らかにする考えを示していました。

この件に対する安倍総理大臣のメッセージ。


(一部抜粋)

70年前の原爆投下によって、たくさんの市井の人々が、無残にも犠牲となりました。今回の訪問を、全ての犠牲者を日米で共に追悼する機会としたいと思います。日本は、唯一の戦争被爆国として、二度とあの悲惨な体験を世界どんな場所であっても、再び繰り返させてはならない。この思いで核兵器の廃絶を一貫して訴えて参りました。今回、オバマ大統領が広島を訪問し、そして被爆の実相に触れ、その気持ちを、そしてその思いを世界に発信することは、核兵器のない世界に向けて大きな力になると信じます。そしてその世界を実現するためにオバマ大統領と共に全力を尽くしていきたいと思います。

唯一の戦争被爆国の首相である私と共に、世界で唯一核兵器を使用した国の指導者が共に犠牲者に対して哀悼の誠を捧げる。このことが正に被爆の犠牲となった方々、そして今も苦しむ人々の思いに応えるものだと私は信じております。



すべての人が広島に来るべき

オバマ大統領の広島訪問を巡っては、日本政府内では唯一の戦争被爆国として、核軍縮・不拡散の実現に向けた国際的な議論を主導するためにも大きな後押しになるとして、期待する意見がありました。

そして、先月広島で開かれたG7外相会合では、初めてアメリカの現職の国務長官としてケリー国務長官が原爆資料館を訪れ、こう述べていました。

すべての人が広島に来るべきで、アメリカ大統領にもその1人になってほしい。



(この件に対して寄せられていた声)

・政治的判断などではなく、広島で何が起こったのかを心から知りたいと思ったのなら、来てほしい。

・表現が適切ではないかもしれないが、広島、長崎に原爆が落とされたという事実がこの先風化されないためにも、今回の訪問は意味があると思う。

・謝罪などは求めていない。来て、見て、感じてくれればいい。

・広島訪問だけで意義がある。原爆の被害を知ることが意味がある。

・戦争の愚かさと、無差別爆撃の悲惨さ。核兵器は決してクリーンなものではないということを知ってほしいですね。

・実績作りだとは思うけど…原爆を経験し、今も苦しんでいる親族がどう思うか、彼らの心が慰められればそれでいい。

・広島に来てくれるだけでいい。心ある人は必ず何かを感じるはず。

・アメリカ大統領として、広島、長崎にあった事を見ていただきたい。二度と同じ悲劇が起きないように努力してください。

・日本が求めるのは、アメリカの謝罪よりも、核のない世界。そのための第一歩となってほしい。

・今回、アメリカ大統領が広島を訪問するだけで世界へのインパクトは十分であり、謝罪の有無は全く問題ではない。


政治を超えて、核の悲劇の記憶は人類全体が共有しなければなりません。核なき世界へ向けた大きな一歩となることを願います。



出典:www3.nhk.or.jp / www3.nhk.or.jp

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