“震災遺児に年間300万円を給付” 期間は大学や短大など卒業するまで…みちのく未来基金

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“震災遺児に年間300万円を給付” 期間は大学や短大、専門学校などを卒業するまで…。


震災遺児の進学の夢を叶えるため、東日本大震災が発生した2011年に設立された「公益財団法人 みちのく未来基金」をご存じでしょうか。

設立5年目を迎えた今年の3月10日、基金を運営するエバラ食品工業株式会社、カゴメ株式会社、カルビー株式会社、ロート製薬株式会社は、これまでの活動の報告と支援者への感謝の気持ちを伝えるため、4社合同記者会見を開催しました。

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震災遺児を対象とした、返済義務のない奨学金制度の運営団体

みちのく未来基金とは、2011年10月にロート製薬、カルビー、カゴメの3社が合同で立ち上げ、その後、趣旨に賛同したエバラ食品工業が加わった奨学金事業。年間300万円を上限として、両親もしくはどちらかの親を震災によって亡くした子供に対し、大学や短大、専門学校などの学費が卒業まで給付されるそうです。

一般(企業・団体・個人)から広く寄付を募り、人件費など運営に関する経費については前述の4社で賄うため、寄付の全ては奨学金として子供たちの支援に使われます。


(設立趣意:みちのく未来基金ホームページより一部抜粋)

私達は震災により、ご両親もしくは片親を亡くした彼らが夢を持ち続けながら成長していくサポートを中・長期的に行っていく事で、東北の地の復興を支援していこうと考えております。その中でも、サポートの少ない「大学及び専門教育への進学」に焦点を当て、この東北の地、ひいては日本の復興を支えていく人材を育成する事に寄与していきたく思います。


(奨学金設計ポリシー)
1.東日本大震災の遺児全てが対象→人数制限や選考(選別はなし)
2.生徒の夢に応じた支援→一律の給付ではなく、必要額を支援
3.寄附者のご意思を反映→寄附全額を生徒の学費に充当できます
4.透明性の確保→基金のお金の使い道は全てホームページで公開


同基金を利用して進学することが決まった新学生たちのイベントも開催。宮城県仙台市の東北工業大学八木山キャンパスで行われた「みちのく未来基金 第5期生の集い」。

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同基金は、今年で誕生から丸4年。専門学校の卒業生は輩出していたが、大学の卒業生は初めてだったとのこと。


毎年、学生たちの必勝祈願へ。

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大学や専門学校を卒業するまでが支援期間

震災当時におなかの中にいた子供が、大学や専門学校を卒業するまでを支援期間としているそうです。例えば、2012年1月に生まれた子供が、1年の浪人の後に大学に入学、大学院修士課程が修了するまで(あるいは医学部を卒業するまで)、基金は存在することになるそうです(つまり、26~28年間、2040年前後まで基金は続く)。※浪人も2年までは対象となる。

これほどまでに息の長い支援を、2011年の時点で私企業が決定しています。


(寄せられていた声)

・多くの場合、団体に募金しても管理経費等で全額が被災者に届くわけではないが、この基金では発起した4企業がその経費を負担するという。NPOなどへの寄付しても、そのあたりの不透明さが寄付に関して二の足を踏ませているのではないか。そして,30年近くにわたる長期的なビジョンで展開される4社の社会貢献に敬意を表したい。

・素晴らしい企業が有るものですね。応援したくなりました。寄付だけでなく、こういった企業の商品を購入ししたくなりますね。

・企業としての理念は素晴らしいと思うし、こうあるべきだというものを実践しているこの4社に敬意を表したい。自分もこういう社会人でありたい!

・ただ募金するだけじゃそのお金が、いつどのように使われるか分からない。用途がハッキリしていると早く届く。素晴らしい。

・毎日の生活で精いっぱいなので、なかなか寄付は出来ないが、こういった取り組みを行う企業の製品を買うことによって少しでも貢献出来るようにしたいです。久しぶりに涙が出ました。


30年近くにわたるビジョンで長く被災者に寄り添い、支え続ける「みちのく未来基金 」。素晴らしい取り組みだと思います。みちのく未来基金に関する詳細や、進学給付希望の方、寄附・支援を希望の方はこちらをご確認ください。



出典:www.facebook.com / zasshi.news.yahoo.co.jp

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