何たる可憐さ…繊細で美しい和菓子たちと、その裏で光る『菓子木型』の技術

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なんて美しいんだろう…こんなにも可憐で繊細な和菓子は見たことがない…

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これらのお菓子は、和三盆糖で出来た干菓子。水分が少ないため日持ちがよく、茶道の席では一般的な物となっています。お茶会に使われるだけあって、さくらや十五夜のウサギなど、季節のモチーフもちらほら見えますね。

一つ一つ宝物のように大切にしながら食べたいなあ…。

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和三盆の代表的産地・香川県の老舗和菓子店『ばいこう堂』さんの和三盆は、色や形も可愛らしく、お茶会のお供や人気の香川土産として定番になっております。

和三盆のばいこう堂|メインページ

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また、多くの和菓子店がひしめく鎌倉でも人気となっているのが、この『花鎌糖』。移り変わる鎌倉の景色をモチーフにしたこの商品は、お土産としてもらったらテンションが上がること間違いなしですね。

和三盆 花鎌糖

美しい和菓子と『菓子木型』

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これらの和菓子づくりに欠かせないのが、この『菓子木型』

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写真で紹介したお菓子たちは、打ち物といって、この『菓子木型』に詰めて固め、打ち出した干菓子の一種です。落雁なんかもこの製法で作られています。

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お菓子自体の美しさもさることながら、この『菓子木型』の“道具の美”にもうっとりさせられますよね。

職人技の光る『菓子木型』の魅力

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『菓子木型』は、職人さんが一つ一つ手彫りで作っています。職人の技が光るこの木型で作られたお菓子は、型抜けがよく、美しく繊細に和菓子を作り出せるのだとか。

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また、木が欠けてしまい、型の抜けが甘くなってしまったものも、職人さんが再度彫りだすことによって修理をして、繰り返し使うのだとか。いい道具を長い年月大切に使い続けるって素敵ですよね。

全国で数名だけになってしまった菓子木型職人

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しかしながら、『菓子木型』の職人さんは、年々減少の一途をたどり現在では全国でも数名しかいません。

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何種類ものみのや彫刻刀を使い分け、左右反転に凹凸を彫りだして図柄を作るのは、相当難易度の高い技術であることが大きな理由のひとつだそうです。

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そんな状況の中でも『菓子木型』の職人さんは前に進むことをやめません。より現代的でデザイン性の高い形の和菓子や、ハイブランドやご当地キャラクター等とコラボレーションした和菓子等、伝統と現代の織り交ざった新しい和菓子の誕生の裏には、常に彼らの挑戦があるのです。

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さて、いかがでしたか?繊細で美しい和菓子たち、そしてその裏で光る『菓子木型』。どちらもとても素晴らしいですよね。

どうかこの技術が途絶えることなく、いつまでも美しく繊細な和菓子が食べられるよう、心から願っております。


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