iPhoneを使って、ATMやお店で使うキャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を驚くほど簡単に盗み見ができてしまう方法をYouTube上に公開され話題となっています。その対応策もあわせて紹介しますのでぜひご覧ください。
<動画はこちら>
目次
その方法は?
動画ではその手口をMark Rober氏がデモとして実演してくれています。
お買い物でよく見る暗証番号を入力するシーン
予め後ろで待っていてその直後にiPhoneのカメラでカード読み取り機を撮影
実はiPhoneにはサーモグラフィ化するケース「FLIR ONE」を装着して撮影されています
これにより、前の女性が読み取り機で押した番号ボタンに温度変化の反応が残っています。さらに、色の濃さからボタンを押した順番を判別することができてしまいます。ちなみに下の写真は「1,2,3,4,5」の順番で番号を押した場合の画面です。ボタンを押してから10秒以内であれば約80%の確率で判明可能とのこと。
対処策は?
動画ではこの方法から盗み見を防ぐ対処策もあわせて紹介されています。その対処策は簡単で、“暗証番号ボタンを押す際に他のボタンも触れておく”ことです。これによりサーモグラフィには下のようにどのボタンも同じように写ることになります。
動画は海外でのケースですが、日本国内でもこの方法が使われても何らおかしくないので、必ず対処策を覚えておいて自分自身でもセキュリティの意識を持つことが大切になるかと思います。十分に気をつけてください。
出典:gigazine
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