“40年前の食事”を4週間食べ続けたらどうなる?東北大学が実験

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出典:www.bmb-studio.jp
日本は長寿国として世界でもトップを行く国ですが、その大きな要因として”食”が考えられます。世界無形遺産として認定され世界でも注目を集める「日本食」。その「日本食」に健康の秘密があるとして、東北大学の都築毅准教授らのグループが実験を行いました。

1975年頃の日本食を4週食べ続けたら

この様な1975年頃の日本の家庭で食べられていたメニューを4週食べ続けました。
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出典:tohoku.ac.jp
実験は4週間この様な、1975年当時の食事をしたグループと現代食を食べたグループとで、健康数値にどのような違いが現れるかで実験されました。

なぜ、1975年当時の食事が選択されたのか?
今回の実験以前に東北大学の都築毅准教授らのグループはどの時代の食事が健康に良いか?という事をマウスによる実験を行い、1975年当時の食事が健康有益性が高いことを明らかにしていました。

今回の実験の結果
▼まずは健康的に痩せた!

1975 年型日本食群において、BMI(体格指数)や体重が有意に減少し、LDL コレステロール(悪玉コレステロール)やヘモグロビン A1c(糖尿病の指標)、腹囲周囲長が減少傾向、HDL コレステロール(善玉コレステロール)が増加傾向を示しました。

出典:tohoku.ac.jp

▼ストレス軽減・運動能力の増加まで!

現代食群と比べて、1975 年型日本食群において、ストレスの有意な軽減、運動能力の有意な増加が見られました。

出典:tohoku.ac.jp

今回の実験レポートはこちら

40年前の日本食が健康には最強であるという結果が得られました。実験を行った都築准教授は「約40年前の日本食が健康にいいと広めることで、現代の食生活を見直す食育に役立つことが期待できる」と仰っています。

世界でも「日本食」がブームになっている現代、世界的に健康にも注目の集まる時代で、益々日本食の有益性が世界で注目を浴び、更なる広がりを見せそうですね!


出典:.tohoku.ac.jp / hazardlab.jp


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