
出典:野村一晟さん提供
「陽」のオブジェに光を当てると、そこに現れた影には「陰」という文字が…!
このように、反転しても読める文字『アンビグラム』の作品を数多く生み出している野村一晟(のむらいっせい)さんの作品が、いまTwitterを中心に話題になっています!
他には、どんな作品があるのでしょうか!?
LOVE&PEACE
出典:Twitter
キーホルダーに書いてあるのは「PEACE」で、影に映っているのは「LOVE」ですね。
和と洋
出典:Twitter
「和」を左右にひっくり返すと「洋」に。
ただいまとおかえり
出典:野村一晟さん提供
この帰宅してきた旦那の「ただいま」を180度回転してみると…
出典:野村一晟さん提供
なんと奥さんからの「おかえり」になりました!
独創と模倣
出典:野村一晟さん提供
「独創」の文字を逆さまにしてみると…
出典:野村一晟さん提供
「模倣」という文字が出てきました。
おかあさん、ありがとう
出典:Facebook
カーネーションの絵と共に書かれた「おかあさん」を逆さまにしてみると…
出典:Facebook
「ありがとう」の文字が!これは母の日にサプライズでプレゼントしたくなりますね。
「赤」と「青」を混ぜると…
絵の具の青と赤を混ぜれば紫になるけど、漢字の「青」と「赤」を混ぜたところで……コレも「紫」になる!!#アンビグラム
青 赤 紫
2013年制作 pic.twitter.com/xWhzibWyGD— Issei Nomura (@IsseiNomura) 2017年5月8日
出典:Twitter
本当だぁ!色だけでなく、漢字でも「紫」になるのは面白い!
また、このように様々なアンビグラム作品を作るようになったキッカケを野村さんご本人に伺ってみました。
キッカケは一本の映画です。大学3年生(20歳)だった2011年6月ごろに映画『天使と悪魔』のDVDをレンタルして見ていると、作中にアルファベットのアンビグラムが登場しました。
その造形の美しさに見惚れて、自分でも家族の名前などで見様見真似でつくってみました。すると法則が見えてきて、平仮名、片仮名、漢字とすすんでいきました。そして誰の名前でも作れると気づき、HPやイベントでリクエストを受けて作るようになりました。またいろんな単語でも作るようになり、「陰と陽」「独創と模倣」などの対義語や、「ただいま⇔おかえり」「さようなら⇔また会おう」といった、挨拶や慣用句に隠された意味を表すのにも便利なツールとしてアンビグラムを活用するようになりました。
イベントで実演するのは私だけなので、作るプロセスもお楽しみいただけます。
いかがでしたか?野村さんの作品を観ていると、ひらがなや漢字の深さや面白さを感じて楽しいですよね。そして、もっと作品を観たくなってしまいますね。
今回ご紹介した野村一晟さんに自分の名前で作ってほしい!という方はリンクのホームページから注文することができます。イベント情報も掲載されているので、ぜひご覧ください。