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救急車を呼ぶタイミングって意外と難しいですよね。近年では、救急車の不正利用なんかもよく耳にします。「タクシー代わり」に利用するなんて極端な場合もありますが、「救急車を呼ぶほどではない」という基準がどの程度なのか迷ってしまいますよね。しかし、そんな迷っているうちに事態は深刻化してしまうという場合もあります。
Twitterユーザーの”叶猫”さんが、最近ご自身で救急車を呼んだ時のエピソードを漫画で紹介してくれています。これを見ると、自分でもダメだと思ったら躊躇せず救急車を呼んだ方がいいということがよくわかります。
自分の事は自分が一番よくわかる
今回救急車を呼んで入院した件について
改めて自分のことは自分しかわからないなって思った pic.twitter.com/PQEDfeNvti— 叶猫 (@kuromitu0919) 2017年5月29日
出典:twitter
今回の”叶猫”さんのケースでは、本人が電話し終わった後に痙攣が始まっています。もし、この時電話を躊躇ってしまっていれば、痙攣で電話することは出来ませんでした。祖父母や周りの方が気付いて通報してくれるまで何もできません。もしそうなっていたらと思うとゾッとしますね。
特に最近では、簡単に救急車を呼んではいけないという風潮もありますので、手遅れになるまで我慢してしまうケースもあるでしょう。もちろん、気軽に救急車は呼ぶべきではないですが、躊躇して手遅れになることは最も恐ろしい事ですので、本当にダメだと思ったときは、救急車は呼ぶべきかもしれませんね!
因みに、”叶猫”さんは退院されましたが、原因はストレスからくる嘔吐だったようです。
ストレスによる過度の嘔吐により、呼吸困難、、痙攣に繋がってしまったのが今回でした。お力になれば幸いです
— 叶猫 (@kuromitu0919) 2017年5月30日
明確な病名がなくても、”叶猫”さんのように危険な状態に陥ってしまうこともある事を皆さんにも知って欲しいですね。
今回のように、親族の方でも、症状を大したことはないと見誤ることもあると思います。特に、身内に厳しい方であれば、身内だからこそ「大したことはない。大袈裟だ。大丈夫だ。」等と思ったりして救急車を呼ばないということもあり得ます。
そんな時は、自分で通報が出来るうちに自分の判断で通報してしまいましょう!また、普段から身近な人と救急車を要請する基準のようなものについて話し合っておくといいかもしれませんね。
消防庁から発表されている救急車利用マニュアルによれば、ためらわず救急車を呼んで欲しい症状として、冷や汗を伴うような強い吐き気がある症状というのも挙げられています。今回の”叶猫”さんの症状はその状態だったと思われますので、もっと早くに周りの方が救急車を呼んであげてもよかったですね!
▼消防庁が発表する救急車利用マニュアル
出典:消防庁ホームページ
これを参考に、もしもの時のために家族や恋人と話し合っておくといいかもしれませんね。
救急車は緊急時には本当に頼りになる仕組みです!しかし、利用の仕方は利用する側がしっかりと考えなくてはなりません、この機会に皆さんも緊急時の時の事を考えてみてはいかがでしょうか?
