
出典:ashinari
「全国的に広まればいいな」「普段使っているツールだと相談しやすいんだな」
生徒の悩み相談にLINEを導入したら2週間で1年分を超えた…という結果が報道されて話題となっています。
長野県教育委員会は10月10日、通信アプリ「LINE」を使って中高生の悩み相談を9月(10~23日の2週間)に「ひとりで悩まないで@長野」のアカウントを開設して受け付けたところ、2週間で1579件のアクセスがあり、このうち547件の相談に乗れたことを発表しました。
LINEなら…生徒悩み相談続々 2週間で1年分超える https://t.co/EX9heREjLV
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2017年10月11日
ちなみに、2016年度の1年間に電話で寄せられた相談は計259件。LINEの方がはるかに多かったことになります。県教委は「気軽に相談できる効果が大きい」とみて本格導入を検討しているそうです。
やはり、普段使いこなしているツールによる相談はハードルが低いのだと思います。対応する側のキャパシティ(今回は10人体勢での対応だったようです)の問題など、随所に問題は発生することと思いますが、いずれにせよ、悩みを抱える生徒が駆け込み寺のように頼れる場所があることは精神的な面で大きな助けとなるはずです。
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この件に対しては、多くの声が寄せられていました。
これは全国的に広まればいいね。
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おお、すごい!やっぱりLINEってハードル低いのね。
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これ、教育委員会が対応したみたいだけど、下手すると近いうちこれも学校現場(担任)が対応することになるかもしれませんね。 良い取り組みだとは思うけど、誰が対応するかは慎重に考えた方が良いと思う。
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相手の得意な方法に合わせるって大事だな。いわゆる「アウトリーチ」の一種なんだろうな、これも。
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子供たちが日常的に使っているツールだからこそ、気軽に悩みを打ち明けて相談できるのだと思います。一人で抱え込みがちな悩みでも、こうして気軽に相談できて寄り添ってもらえる施策はどんどんと広がってほしいですね!
家族にも友達にも相談できないこともあるかもしれません。精神的にも身体的にも大変な事態を招くまえに、こうした窓口の存在は心強いはずです。
出典:asahi