
目が見えない視覚障害者にとって、日々の生活で不便に思うことはたくさんあるはず。スマートフォンアプリ「Be My Eyes」は視覚障害者に代わってビデオチャットを通じで会話をしながら教えてあげることができます。
例えば、賞味期限が怪しい牛乳があったとき、道に迷って案内板を見たい時、など離れた場所からでもリクエストして、言語さえ共通していれば彼らの目となって誰もが助けることができるのです。
目が不自由な人たちの生活でどんなことで困っているのか想像しづらいですが、当たり前と思っていることでも不便だと感じていることはあります。
そんな時に「Be My Eyes」でリクエストするだけで、同じアプリで助けることができる登録をしている人とマッチングされビデオチャットがすぐに開始されます。
賞味期限切れの牛乳を確認でき、道に迷わずに愛犬に会うことができ、パパに自身で編集した写真をプレゼントすることができる。彼らの笑顔が見られる社会に。
このアプリ「Be My Eyes」は非営利団体が運営しており、創設者のハンスヨルゲンさんは次のように語っています。
「“Be My Eyes”で、オンラインコミュニティでお互いを助けあい、世界中の視覚障害者の日常生活に大きな助けになることができれば。」
Be My Eyes - helping blind see from Be My Eyes on Vimeo.
このアプリ「Be My Eyes」は、現在iOS版が公開されており、今後Android版、WindowsPhone版が公開される予定となっており利用は無料で可能。
アプリ自体は英語で記載されていますが、ダウンロード、利用も無料できアプリ内の設定言語を日本語にすれば、目の不自由な方が日本語での助けを求めている場合にそのリクエストを受けサポートすることができます。
このアプリのテクノロジーとほんの少しの気持ちだけで、誰かが誰かを助けあうことが実現できる、そんな素晴らしいサービスです。
出典:bemyeyes.org
出典:vimeo.com
出典:Be My Eyesアプリ(iOS)