
出典:xeen.biz/
これまで、肥満や動脈硬化などの原因の一つとされてきた「コレステロール」ですが、米・農務省が5年ごとに発行しているアメリカ人の食生活に関するガイドラインで新見解を示し話題を集めています!
アメリカのメディアCNNによりますと
米厚生省と農務省が5年ごとに発行している米国人の食生活に関するガイドラインの改訂に向けて、専門家でつくる諮問委員会が「コレステロールは過剰摂取を懸念すべき栄養素とは見なさない」とする見解をまとめた。
この見解は食事ガイドライン諮問委員会がまとめた2015年版の報告書に盛り込まれた。「これまでのガイドラインでは、コレステロールの摂取は1日300ミリ以内に抑えることを勧告してきた。2015年版のガイドラインにはこの勧告は盛り込まない。食事によるコレステロールの摂取と血清(血中)コレステロールの間に特段の因果関係はないことが実証されている。コレステロールは過剰摂取を懸念すべき栄養素とは見なさない」と明記している。
出典:CNN
なんと!これまでの常識が根底から覆りかねない発表です!
食事でいくらコレステロールを摂取しても、血中コレステロールの値とは関係がないというのです。
つまり、卵食べすぎだからと言って「脳梗塞」「心筋梗塞」「動脈硬化」等を引き起こすことは何の因果関係もないということでしょうか。
以下のような食品の制限は不要!?
出典:味の素
逆に「コレステロール」を意識するあまりに糖分の多い食事に偏り、食べる量が増え肥満になるという事らしいです。
もう、「鶏卵や魚卵の食べすぎはコレステロールが・・・」という悩みは無用なんでしょうか?
ただし、これはあくまでもアメリカによる見解であり、食事と血中コレステロールの因果関係のみです。
日本の厚生労働省では『食事からとるコレステロール量を減らすことは、とても重要です。』と案内しています。
やっぱり基本的にバランスの良い食事をとるように心がけましょう!
出典:CNN