【最新技術】暗闇でも50m先を見分けることができる“暗視目薬”が開発される

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猫は暗闇でもよく見えるといいますが、将来人間でも目薬をさすだけで暗闇の中、見えるようになるかもしれません。

その特殊な目薬を開発したのはアメリカの科学研究団体「Science for Masses」。そのメンバーのひとりの研究者が実験台となりその実験結果を発表しました。
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開発した目薬には“Ce6”(Chlorin e6)と呼ばれる物質とインスリン、生理食塩水が含まれており、その目薬をさしテストしたところ、10mほど離れた場所から記号を高い確率で認識できたほか、50m先の人を100%の確率で認識することができたとのこと。(通常の場合は約3割程度)

また、実際に目薬をした被験者によると「目薬をさし確かに暗闇でも見えるようになったが、暗視スコープのように視界がモノクロやグリーンになるわけではない」とのこと。

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研究グループの一員でもあるリーチナ氏。目が黒くなっているのは、明るい場所で目を保護するためのコンタクトレンズを付けているため。

開発された目薬は、まだ研究段階であり実用化には時間がかかるようですが、どのような用途で使われるか楽しみですね。

出典:scienceforthemasses.org

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