
12匹ものワンコが、劇場の観客席でミュージカルを鑑賞するという驚きの光景が話題となっています。これには理由があったようですが、一体どういうことなのでしょうか!?
訓練の一環
CNNによると、ワンコたちが観ているのは、カナダ・オンタリオ州で行われていた演劇祭「ストラトフォード・フェスティバル」。実はこれ、補助犬を育成する訓練プログラム(2年間)の一環なのだそうです。
補助犬の卵がミュージカル鑑賞、訓練の一環で カナダ https://t.co/1W6qXl0Xvk
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) 2019年8月21日
舞台を見つめている12匹のワンコは補助犬の卵たち。大人しく座っている姿が健気ですね。劇場を訪れる飼い主に付き添い、足元や座席の下でじっと待つことを覚えさせているそうです。
上演されたのは、ミュージカル「ビリー・エリオット」。12匹全てのワンコがミュージカルの始まりから終わりまで行儀よく観賞していたそうです。
ICYMI: We had some pawsitivly adorable audience members from K-9 Country Inn Service Dogs during last weeks Relaxed Performance of #sfBillyElliot. Our Next Relaxed Performance is #sfNeverending on October 2nd. https://t.co/xaBwx65W8J pic.twitter.com/otyNjm5pUS
— Stratford Festival (@stratfest) 2019年8月15日
ちなみにこのミュージカルは、外部からの刺激に敏感な観客向けに音響や照明が抑えられている「リラックス・パフォーマンス」だそうでワンコたちの訓練にも最適とのこと。
ミュージカルを満喫できた!?
これまでにも人の多いイベント会場や動物円などで、慣れない光や音、動きなどに慣れるための訓練を重ねてきたというワンコたち。
舞台は様々な展開があってめまぐるしいと思いますが、どうやらワンコたちは最後までリラックスしながらミュージカルを楽しむことができたそうです。
人間がワンコに助けられていることは、本当に多いですよね。ワンコはもちろん、様々な動物が私たち人間をそれぞれのやり方で助けてくれているということを改めて感じます。
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出典:Twitter(@cnn_co_jp) / Instagram(@k9countryinnservicedogs) / Twitter(@stratfest)