
骨折と一言で言っても、様々な種類があることはご存知だと思います。でも実際、骨がどんな状態になっていてそう呼ばれているか?など知らない方が多いのではないでしょうか。
今回Twitterで話題となっているのは、骨折した状態をお菓子の「じゃがりこ」で表現したもの。視覚的にとてもわかりやすく、大きな反響を呼んでいます。
じゃがりこで骨折を解説
投稿されたのは、Twitterユーザーの@Skizofrenikidoさん。こちらが、じゃがりこを使用した骨折の解説です。
【"じゃがりこ"でわかりやすい骨折】
左から順に
螺旋骨折
斜骨折
横骨折
分節骨折
粉砕骨折なのだ!? pic.twitter.com/07C0HHXlAD
— 統合失調症が治った筈のアライさん (@Skizofrenikido) 2019年11月6日
言葉だけだと、骨の折れ方の違いはどうなっているのだろう?と思ってしまいますが、これを見れば一目瞭然ですね。当然ではありますが、どれもこれも非常に痛そうです。特に粉砕骨折は絶望的ですね・・。
筆者も中指を斜骨折したことがありますが、指が2倍くらいに腫れ上がり、少し振ったり腕をおろしているだけでも激痛があったことを思い出します。
アライさんのツイートは続きます。
ちなみに分節骨折は粉砕骨折の一種なのだ、3つ以上の骨片になると粉砕骨折ってよばれるみたいなのだ。
(じゃがりこについてはスタッフが美味しく食べてるなうなのだ。)
— 統合失調症が治った筈のアライさん (@Skizofrenikido) 2019年11月6日
なるほど・・3つ以上の骨片になると粉砕骨折と呼ばれるそうです。
補足するのだ。
粉砕骨折と複雑骨折は混同されやすいのだが、ちがうのだ。
粉砕骨折→3つ以上にボキボキになるとこう呼ばれるのだ
複雑骨折→開放骨折ともよばれて、骨が折れたとき肉も巻き添えに骨が見えちゃう系のやつなのだ。前者は体の中で起こるから閉鎖性骨折、後者は開性骨折とも文字数 pic.twitter.com/PbaKU6Qcpb
— 統合失調症が治った筈のアライさん (@Skizofrenikido) 2019年11月6日
たまに、タックルを受けたサッカー選手の足首がありえない方向へ曲がってしまい、骨がソックスを突き抜けてしまう大怪我を負ってしまったことが報じられたりしますが、それこそは開放骨折ですね。
粉砕骨折の時の写真がこんな感じだった・・
このじゃがりこによる骨折の表現に対しては、これまでに骨折を経験された方をはじめ、様々な声が寄せられていました。
それはないのだ。
— 統合失調症が治った筈のアライさん (@Skizofrenikido) 2019年11月6日
筋トレ中に、10kgのダンベルプレートを右足の親指に落として粉砕骨折したことあるけど、レントゲン写真こんなんだった。?
— Masafumi Suzuki? (@fumichan_0315) 2019年11月7日
ちょうどストローを折ったような、「ポキっ」じゃなくて「グニャッ」なのだ
— 統合失調症が治った筈のアライさん (@Skizofrenikido) 2019年11月7日
横骨折が一番軽そうに見えるけど、実は螺旋骨折やら斜骨折より術後の骨癒合が悪いという
— イサト (@Licht_1310) 2019年11月7日
確かに筆者が斜骨折をした時のレントゲン写真も、このような感じでした。
骨折の痛みは尋常じゃない
骨折の経験がある方はご存知かと思いますが、骨折の痛みはとにかく尋常ではないのですぐに分かります(特に既に経験したことがある方なら尚さら)。
みるみるうちに患部周辺が腫れていき、力なんかは全く入りません。レントゲンを撮る前から、折れていることはある程度確信できるほどです。
また、打撲やヒビかな?という時でもレントゲンを撮ってみたら折れていた・・というケースも耳にします。いずれにせよ骨折が疑われる場合には、我慢したり自分で固定して湿布をして直すなどとは考えず、すぐにお医者さんに行かれた方がよいかと思います!
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出典:Twitter(@Skizofrenikido)