蛇が不思議なダンスをしている衝撃の映像!と思ってよーく見たら・・・実は怖いカラクリがあった

2020.3.10


オーストラリアの中央南部に位置する、南オーストラリア州アデレード。

美しい街並みや極上のワイン、文化や芸術を堪能できる都市として、旅行先や留学先としても人気が高まっていますが、その郊外で撮影されたちょっとビックリな動画を見つけました。

バタバタと激しくダンスする赤ちゃんヘビ


ん?イスの下になにか激しく動くものを発見!

出典:YouTube

回り込んでみると、なんとヘビの赤ちゃんが体を丸めたり伸ばしたりしながら、すごい勢いでダンスしているではありませんか!

出典:YouTube

これはいったい何事!?とよーく見てみると・・・。

出典:YouTube

矢印の部分にうっすらと透明の糸のようなものが見えるのがわかりますか?実はこのヘビ、蜘蛛の巣に引っかかって逃げ出せずにもがいていたのでした。

いくら赤ちゃんとはいえ、ヘビが蜘蛛の巣に捕まっている画なんて・・・しかも自宅の庭でなんて、日本にいたらちょっと想像がつかない状況ですよね。

でも南オーストラリアでは、ヘビが孵化する時期には家や庭、オフィスなどあちこちでヘビの赤ちゃんが出没して人々を驚かすのだとか。そのため「スネーク・キャッチャー」と呼ばれるヘビ駆除専門家が活躍しているのだそうです。

そしてこの動画の隠れた犯人、蜘蛛の巣の糸を張ったクモの正体はレッドバックスパイダー(和名はセアカゴケグモ)という毒グモ。捕獲用の粘液がついた網を広げて獲物をキャッチすると、巻き込んで逃げられないようにして食べてしまいます。ヘビやトカゲが大好物なクモで、赤ちゃんヘビが標的になることも多い様子・・・。

なんだか聞くだけで身の毛もよだつ光景ですね。

動画はこちら




オーストラリアで最も恐れられている毒蛇だった!

出典:en.wikipedia.org

動画に映っていたヘビの赤ちゃん、映像を見る限りでは特別怖いイメージもなくてちょっと可哀想にすら感じるくらいですが、なんと実はオーストラリアでは一番恐れられているブラウンスネークの仲間だったんです。

オーストラリアは危険な毒蛇が多く生息している国ですが、中でもブラウンスネークはたびたび家の中や裏庭などに出没して人々を驚かすことが多く、しかも世界で2番めの猛毒を持つヘビなのだとか。

そのためヘビに噛まれて死亡する事故の原因としては、オーストラリアではこのブラウンスネークがダントツトップらしく、この赤ちゃんヘビはイースタンブラウンという仲間の一種だということ。

孵化したブラウンスネークは、女性のブーツの中にこっそり忍び込んでいたり、食洗機の中に入り込んでいたりと、衝撃のニュースのネタになることも多い様子で、そのたびにスネーク・キャッチャーが出動するようです。

そんな怖いヘビや毒グモが自宅周辺に潜んでいるとは・・・。自然豊かで美しい環境は、動物にとっても住みやすい環境ということなんでしょうか。

ちなみにこのイースタンブラウンの赤ちゃんは、レッドバックスパイダーに噛まれはしたものの、そのあとは保護されて自然の中にリリースされたそうです。

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出典:YouTube(Snake Snagged by Spider’s Web || ViralHog) / Wikipedia(Eastern brown snake)

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