出産予定日を過ぎても陣痛がこない妊婦さん

 

出産予定日を過ぎても陣痛がこないことで、焦ってしまう妊婦さんもいると思います。周りの家族もソワソワしてしまい、それをプレッシャー感じてしまう方もいるようです。出産を待つママに、助産師として試してほしいことをお話しします。

 

出産予定日とは?

妊娠週数とは、最終月経の始まる初日を0週0日として、7日で1週と数えたものです。出産予定日は、妊娠0週0日から数えて280日後(40週0日)のことを言います。出産予定日はあくまで目安で、妊娠37週0日からは正期産と言われていつ生まれても良い時期ですが、初産婦さんは出産予定日を過ぎて生まれることが多いです。

正期産の範囲は妊娠41週6日までで、妊娠42週0日からは過期産と言われています。赤ちゃんへの栄養を支えている胎盤の機能が、出産予定日を境に徐々にですが低下していきます。産院では、赤ちゃんへのリスクを考えて、予定日を1週間程度過ぎると自然の陣痛を待たずに入院管理をして、分娩誘発剤などを使用して出産にもっていくことがあります。しかし、どの時期を目安にするのかは、産院によって方針は違います。
 

陣痛、前駆陣痛って何?

陣痛とは、痛みを伴う定期的な子宮の収縮です。10分毎か1時間に6回以上見られた場合、その時間を分娩開始時間として計算します。出産までの時間は、初産で12時間、経産婦で6〜8時間と言われていますが、個人差はあります。

前駆陣痛は、痛みを伴う不定期な子宮の収縮で、陣痛よりも軽い痛みのことが多いです。時間の間隔もバラバラで、そのまま規則的な強い痛みの陣痛に移行していくこともありますが、消失していくこともあります。前駆陣痛が夜中きても、そのまま朝には眠れて痛みがおさまってしまったということはよくあり、一度退院する産婦さんもいます。出産の数日前から夜中に何回か起こることもあります。

 

出産予定日を過ぎたママに試してほしいこと

出産予定日を過ぎると、医師より「運動をしましょう」と言われることがあります。運動をすることで、陣痛がきやすくなるかという医学的根拠はあまりないと言われていますが、適度な運動はリラックスや出産時に必要な筋力の強化になります。出産に向けて準備していきましょう。

運動中に強いおなかの痛み、出血、胎動の減少などがみられた場合は中止して安静にし、症状が続く場合は受診するようにしましょう。

 

 

【出産予定日を過ぎたママに試してほしいこと】

・ウォーキング(少し息があがる中等度で60分以内)
・階段の昇降をする(手すりにつかまり転倒に注意)
・スクワット(安定した壁や手すりに手をおいてバランス注意)
・ヨガやストレッチ
・乳首のマッサージをする
・家事をする(床拭きなどの拭き掃除)
・足浴や入浴(ぬるめのお湯でゆっくり)

 

陣痛に関しては、いろいろなジンクスがあります。助産師の間で昔から言われているのは、満月や潮の満ち引き、台風などの気圧の変化など有名ですが、どれもはっきりとした科学的根拠はありません。赤ちゃんが生まれてくるのを心待ちにしながら、いつお産が始まってもいいように体調を整えて、ストレスをためずにゆったりとした気持ちでいたいですね。

 

イラスト/sawawa


監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。


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