おむつはずれ・トイレトレーニングのイメージ

 

こんにちは、保育士の中田馨です。前回は1歳代のおむつはずれのお話をしました。1歳代のおむつはずれは、トイレのイメージづくりの時期でトイレに興味を持ってもらうことがメインでした。

関連記事:保育士直伝!おむつはずれがスイスイ進むコツ【1歳編】

2歳代になると「トイレに誘い始める時期」がスタート。ママが誘ったときにトイレに行けるようになってきます。今回は、そんな2歳代のおむつはずれのコツを話します。

 

おむつはずれを本格的に始めるタイミングと期間

1歳代のときにもお話しましたが、おむつがはずれる時期には個人差があります。スタートする時期は、個人個人で違うことを知っておきましょう。

 

【おむつはずれを始める3つの目安】
 

・ひとりで立って歩ける
ひとりで立って歩けるようになると、手足のコントロールをある程度することができるようになります。

・大人の言うことを理解している
「おしっこ」や「トイレ」という言葉を理解していたり、自分で言えることも大切な要素。

 

・おしっこの間隔が2~3時間空くようになってきた

膀胱の機能が発達して、ある程度の量をためられるようになってきます。おしっこがたまると尿意をしっかりと感じることができます。例えば、お昼寝から起きたときに、おむつにおしっこをしていなければトイレに誘うチャンスです!

 

これらの様子が子どもに見られるようになってきたら、おむつはずれを本格的にスタートしてOKです。おむつが完全にはずれるのは、2歳代の子もいますし、4歳代の子もいます。ママが焦ると子どももその気持ちを察知しますので「一日の遊びの中のひとつ」と思って取り組みましょう。
 

トイレに誘うのは毎日同じペースで

おまるや便器に座ることがスタートします。最初は1日1回からでOK。トイレに座ることに慣れるところからスタートさせます。最初からおしっこが出るとは思わないでください。しばらくの間は「ただ座るだけ」です。まずは、おしっこが出ても出なくてもいいのです。

トイレに誘うタイミングは、起きている時間ならいつでもいいのですが、生活の節目節目で意識的にリズムをつくっていくと、ママも子どももラクです。例えば、朝起きたとき、食事の前後、外遊びの前後、お風呂の前、寝る前などが誘いやすいです。毎日同じペースで誘って習慣にしましょう。

トイレに誘うときは「トイレに行く?」と聞くのではなく、「トイレに行こう!」と、ママが主導することも大切です。私の保育の経験から、「トイレに行く?」と尋ねると「イヤ」と言われる確率も多くなります。スムーズにトイレに誘うためには「トイレに行こう!」と言うことも実は大切なのです。

 

トイレに行くのを嫌がったら?

最初は機嫌よくトイレに座っていたのに、何があったのかトイレを嫌がることがあります。やっとトイレに座って時々おしっこができるようになってきていた場合、「どうして? 順調だったのに!」とママはショックを受けることもあると思います。あと戻りしているのではないかと不安にもなるでしょう。でも、多くの子どもが途中で「トイレ、イヤー!」という時期があるので心配しないでください。

トイレに行くのを嫌がったときの対策は、スパッと諦めるに限ります。「じゃあ、またあとで行こうね」と言って終了です。と言っても、スパッと諦めにくい場合は、1〜2回であれば、再度誘うチャレンジをしてももちろんOK。

 

私が保育所でしていることは「トイレさんが待ってるよ」「おしっこしたら気持ちいいよ」と、子どもがイメージできる声かけをすること。トイレの絵本を読むのもいいですよ。子どもの心が落ち着いてから「トイレ行こう!」と再度誘うと、「うん」と言ってトイレに座ってくれることもあります。嫌がるのを引っ張って無理強いするのは、後々に響くのでやめましょう。
 

夜のおむつはいつ取れる?

日中、ほとんどトイレでおしっこができるようになって、布のパンツもスタートしているけれど、夜のおむつがなかなか取れないというのはよくある話。実は、夜のおむつはなかなか取れないものです。昼と夜のおむつはずれは「別物」と思ってよいでしょう。

 

子どもはまだまだ膀胱の大きさが十分ではありません。体の機能が整って初めて、夜もおしっこをせずに過ごすことができます。「夜中に起こしたほうがいいですか?」と質問されることがありますが、子どもの睡眠を優先したほうがいいと私は思います。体の機能が整うまでは、夜はおむつでOK。恥ずかしいことではありません。

 

ちなみに、わが家の場合。息子は5歳まで夜のおむつがはずれませんでしたが、娘は3歳になりたてではずれました。夜のおむつも個人差の幅が広いことを知っておきましょう。

 

今回は2歳代のおむつはずれの話でした。ママが焦ったり怒ったりすると、子どもがナイーブになる可能性もありますので「子どものペースに合わせる」ことを最優先して進めていきましょう。

 


著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨

0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!


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