私たちが使う単位のほとんどは英語やカタカナです。
しかし、それらを使うまではすべての単位は漢字であらわしていました。

今回ご紹介する瓩もそのひとつです。

(1)「瓩」の読み方

「瓦」に「千」という漢字がちょこんと乗った「瓩」。
読み方が想像できませんよね。

しかし、この漢字は日常生活では一回は口にしています。
体重計と大きく関係しているあの言葉です。

そう、「キログラム」と読みます。
ぜひパソコンやスマホで「キログラム」と打ってみてください。

漢字では「瓩」しかないので、すぐわかりますよ。
(『広辞苑』より)

(2)「瓩」とはどのような単位?

ここからは少し復習していきます。
「瓩」とは、質量の単位のこと。

MKSA単位系、国際単位系(SI)の基本単位のことです。
よく目にする「kg」は世界共通の単位で、「瓩」は日本での単位。

普段の生活では目にすることが少ないものの、昔の書物を見ると出てきます。
ぜひ知識として覚えておくとカッコイイですよ。

(『広辞苑』より)

(3)「瓩」の「瓦」は重さのこと

「瓩」をはじめ、重さに関する漢字はすべて「瓦」で表記。
ここからは重さの単位で、よく使われるものをご紹介します。

「瓦」は「グラム」
「瓱」は「ミリグラム」
「甅」は「センチグラム」
「瓰」は「デシグラム」
「瓧」は「デカグラム」
「瓸」は「ヘクトグラム」
「瓲」は「トン」に表記されています。

重さだけの単位でもこれほどの漢字が使われているのです。
ちなみに、長さは「米」、体積は「立」と表記。

米に関しては家を建てる際、よく使っているのでなじみがあるのではないでしょうか。
(『広辞苑』より)

(4)「瓩」をはじめ「瓦」が使われた由来

明治時代につけられたこの漢字。
なぜ「瓦」が重さ関連の漢字になったのかというと、ガランマやグラムの音訳の一文字目から取ったためです。

ようは当て字ということに。
国名もそうですが、この当時は音に当てはめて漢字を当てて作っていました。

(『広辞苑』より)

キログラムを漢字であらわした「瓩」。
昔の人は国名以外にも、単位まで漢字表記していたのは本当に驚きです。

まだまだ漢字単位はあるので、ぜひ調べてみてください。

(恋愛jp編集部)

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