簡単な漢字にもかかわらず、すんなり読めることができない漢字はありませんか。
今回ご紹介する「遠江」も、すんなり読みにくい漢字です。

あなたは、つまることなく読むことができますか。

(1)「遠江」の読み方

よく時代劇で目にするこの漢字。
小学校で習う漢字ですが、なかなか読み方がピンときにくいです。

正解は「とおとうみ」と読みます。
とおは読めても、とうみと読むことは難しいですね……。

しかし、一度は聞いたことがある言葉ではないでしょうか。

(『広辞苑』より)

(2)「遠江」はどこの地名?

昔の地名として見たことがある遠江。
では、どこの地名のことをさしている漢字なのでしょうか。

遠江は旧国名として使われ、現在の静岡県西部のあたりです。
この地域一体を「遠江国」と言われていました。

昔の国の言い方は、知らない方も多いでしょう。
ちなみに、静岡は遠江以外に、駿河や伊豆という旧国名もあります。

静岡だけで三つの国名があったのです。

(『広辞苑』より)

(3)「遠江」といわれる由縁

なぜ、静岡の西部を遠江といわれたのでしょうか。
昔、遠江は遠つ淡海(おうみ)と呼ばれていました。

これは近江(現在の滋賀県)と関係し、滋賀も静岡にも淡水湖が存在します。
滋賀には琵琶湖、静岡には浜名湖があり、当時の都があった奈良からみると滋賀は近く、静岡は遠かったのです。

そのため、近くにある淡水湖の地を近江に、遠くになる淡水湖の地を遠江としました。
これが、遠江といわれる由縁になります。

都からみて、近い淡水湖と遠い淡水湖という判断でつけたのは驚きです。
しかし、わかりやすい由縁ではないでしょうか。

これで遠江が、なぜ「とおとうみ」と呼ばれるのか謎が解けましたね。

(『広辞苑』より)

当時の都からみて、遠い淡水湖があったことで名づけられた「遠江」。
今は47都道府県しかありませんが、昔はそれ以上にありました。

この機会に、旧国名を調べてみるのはいかがでしょうか。

(恋愛jp編集部)

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