よく目にする「缶」ですが、読み方は「かん」ではありません。
じつは別の読み方をしますが、あなたはご存じでしょうか。

知っているあなたはすごいですよ。

(1)「缶」の読み方

この漢字を見て、簡単だと思われた方もいるでしょう。
誰もが知っている読み方である「かん」であれば、これは難読漢字とは言えません……。

漢字に詳しい方であれば、もしかするとわかるかもしれませんね。
この漢字は、「ほとぎ」と読みます。

偏のひとつである「缶」がこの読み方で、それが「ほとぎへん」です。
「かん」と読まれることの方が多いですが、これも読み方のひとつになります。

昔は「ほとき」と、濁音のない清音で読まれていました。
(『広辞苑』より)

(2)「缶」の意味

入れ物であることをさす「缶」。
しかし、私たちが知る缶とは少し異なります。

「缶」とは、「お酒や水などを入れた、胴が太く口の小さい土器。湯殿に用いる甕」のこと。
今では、目にすることは少ないでしょう。

そして、金属製の入れ物とはまったく違います。
しかし、入れ物であることには変わりありません。
(『広辞苑』より)

(3)「缶」の成り立ち

「缶」は、象形文字のひとつです。
お酒や水などの飲み物が溜められる部分に、口の小さな土器の形から「缶」になりました。

「缶」の成り立ちは、非常にシンプルです。
(『広辞苑』より)

(4)「缶(かん)」との違いとは?

金属製の入れ物を想像する「缶」ですが、「缶(ほとぎ)」とは少し異なる点があります。
私たちが目にする缶(かん)は代用漢字で、本来は「罐や鑵」です。

そして、衝撃なのは罐や鑵も代用されたものということ。
英語の「can」やオランダ語の「kan」が本来であり、当て字として「罐や鑵」になりました。

身近にあるものの名前が、これほど奥深いのには驚きです。
さらに、缶(かん)は代用の代用であることにも驚いたことでしょう。
(『広辞苑』より)

「かん」以外にも読み方が存在する「缶」。
簡単に見えてしまう漢字にも、さまざまな背景が隠れていますね。

これを機に、単純な漢字に隠れている秘密を調べてみるのもおもしろいでしょう。

(恋愛jp編集部)

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