「蝉」といえば、真夏の暑い時期を連想しますよね。
しかし、「寒蝉」と表記する生き物が存在することをご存知でしょうか。

今回は、なかなか読めない「寒蝉」の読み方や意味についてご紹介します!

(1)「寒蝉」の読み方

冒頭でご紹介した「寒蝉」、正しく読むことはできましたか?
夏の風物詩であるはずの蝉なのに、「寒いってどういうこと?」と困惑した方も多いのではないでしょうか。

「寒蝉」は、その漢字の通り、セミ科の一種です。
そのまま「かんせみ」と読むこともありますが、ある生き物の名前を表しています。

特徴的な鳴き声がそのまま名前にも付けられ、親しまれている生き物です。
「寒蝉」は「つくつくぼうし」と読みます。

(『広辞苑』より)

(2)「寒蝉」の意味

「寒蝉」の読み方がわかったところで、意味についても調べてみましょう。
「寒蝉」はセミ科の生物で、7月末から9月末にかけて「おおしいつくつく」と鳴きます。

その鳴き声から、「つくつくぼうし」と呼ばれ、親しまれるようになりました。
秋の季語でもあり、涼しくなり始める季節に響き渡る鳴き声は、どこか郷愁を感じさせますよね。

(『広辞苑』より)

(3)「寒蝉」の異名

「つくつくぼうし」は「寒蝉」だけでなく、他にも名前をもちます。
可愛らしさを感じさせる「筑紫恋し(つくしこいし)」、みんみん蝉という意味ももつ「蛁蟟(ちょうりょう)」、鳴き声を名前にした「法師蝉(ほうしぜみ)」など、その名前はさまざま。

俳句の季語にも使われており、風情の感じられる名前ばかりです。
また、「寒蝉」は「ひぐらし」の古い呼び名とも言われています。

(『広辞苑』より)

今回は、「寒蝉」の読み方や意味についてご紹介しました。
「寒蝉」の美しい鳴き声に耳をすませば、季節の移り変わりを耳で楽しめるはず。

「おおしいつくつく」の鳴き声が聞こえたら、「寒蝉」という漢字表記のことも思い出してみてくださいね。

(恋愛jp編集部)

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