今回の難読漢字は、見るからに難読の「飆」。
「犬」と「風」のみで構成された漢字ではありますが、いったい何と読むのでしょうか。

聞いたことがある、あの言葉の漢字です。

(1)「飆」の読み方

「犬」に「風」と、暴れているイメージのある「飆」。
これは天候に関する漢字になります。

ある風のことをさす漢字なのですが、この風が吹くと大変な事態に……。
正解は「つむじかぜ」と読みます。

ビルのすき間や広い土地など、条件さえあえば場所に関係なく発生する厄介な風です。
つむじかぜは、一般的には「旋風」であらわされます。

旋風には、「飆」という漢字もあることを覚えておきましょう。
(『広辞苑』より)

(2)「飆」はどのような風?

「飆」は、渦のように巻いて吹きあげる大きな風のことです。
風がグルグルと動きながら、まわりの風を巻き込んでいきます。

渦を巻きながら吹くため、竜巻と同じ認識している方も多いでしょう。
しかし、竜巻とは違う風になります。

竜巻は積乱雲があることで発生する風です。
上昇気流によって空気が巻きあげられ、強力な風を生み出します。

竜巻は前兆があるのに対し、飆はいきなり発生することが多いです。
一方、飆は地面が温められることにより発生する風。

晴れた日に見られることが多いです。
竜巻に比べれば小さな風であるものの、テントなど大きく重いものを軽く吹き飛ばしてしまう威力はあります。

晴れているから安心ではないということです。
(『広辞苑』より)

(3)「飆」の成り立ち

「猋」と「風」から成り立つ「飆」。
「猋」は犬が群がるという意味をもち、「風」は漢字のごとく「風」をあらわしています。

このことから、「飆」は「犬が群がり、風を巻き起こしながら走る」という意味に。
この様子から「飆」を「つむじかぜ」と読むようになりました。

犬がたくさん群がって走れば、走るスピードにより風が発生します。
おもしろい漢字の成り立ちといえますね。
(『広辞苑』より)

簡単な漢字で構成されているものの、難読の「飆」。
成り立ちなどを見ると、非常に勉強になる漢字ではないでしょうか。

風が起こった際、豆知識として紹介するのもアリですよ。

(恋愛jp編集部)

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