日常的に使わないばかりに、日本人でも読めない漢字はいくつか存在します。
「鉗む」という漢字も、そのうちのひとつ。

使用する機会はなくても、見かけることはあるかもしれませんので、この機会にぜひ覚えておきましょう!

(1)「鉗む」の読み方

「鉗む」という漢字、正しく読むことはできましたか?
この漢字自体、初めて見たという方も多いかもしれません。

小説を読むことが多い方なら、目にしたこともあるのではないでしょうか?
「甘」という文字がついているため、「カン」と読むこともできる漢字です。

ですが「かんむ」とは読みませんよ。
「鉗む」の読み方の正解は、「つぐむ」です。

読み方がわかったところで、意味についても調べてみましょう。
(『広辞苑』より)

(2)「鉗む」の意味

「鉗む」とは、「口を閉じてものを言わないこと」「黙ること」を意味します。
「口を鉗む」という言い回しは、聞いたことがあるのではないでしょうか?

「鉗む」は、「口を閉ざす」と同じニュアンスで使用する言葉です。
先ほど紹介したように「鉗」は「カン」と読むこともできます。

他人に話すことを禁じる命令、という意味で「鉗口令(カンコウレイ)」という言葉もありますね。
(『広辞苑』より)

(3)「鉗む」の異なる漢字

「鉗む」という言葉は「噤む」と書き表すこともできます。
この2つは、どのような違いがあるのでしょうか?

漢字の意味としては、「鉗」は「ふさぐ、閉じる」という意味以外にも、「はさむ道具」という意味をもちます。
一方、「噤」は「何も言わず口をしっかり閉じる」という意味のみです。

「鉗」が道具で口を閉じるさまを指しているのに対し、「噤」は自ら口を禁じて閉ざすさまを表しています。
このことから、「鉗む」は強制的、「噤む」は自主的に口を閉ざしている様子が伺えるでしょう。
(『広辞苑』より)

「鉗む」の読み方や意味についてご紹介しました。
「噤む」との違いもわかれば、使い分けも可能ですね。

使用する機会は少ないかもしれませんが、いざという機会にサラリと読めれば、知的な印象を与えられるでしょう。

(恋愛jp編集部)

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