知らなかったものも多いかも!?世界に誇る日本の発明品10選

世界での発明というよりは軽量化、小型化などより使いやすくすることが日本の技術力であるというイメージですが、これから紹介するものは日本で生み出され今では世界中誰もが知っているものばかり。ちょっと意外と思われるものもありますが今回は10の発明品を紹介します。

1.シュレッダー

オフィスにはなくてはならない存在の“シュレッダー”をはじめて世に送り出したのは1960年。株式会社明光商会の高木禮二氏により生み出されました。高木氏が常日頃から言っていたのは「創造しなければ、いつか食えなくなる日がくる」というハングリー精神が感じれる言葉でした。
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2.インスタントラーメン

今や世界で年間1,000億食も消費されている“インスタントラーメン”。1958年に初めてインスタントラーメンの基本工程を工業的に確立し、量産に成功した日清食品が「チキンラーメン」を発売します。当時1食35円という値段はうどん1玉6円と比べると比較的高価なものだったらしいです。
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3.カッター

どの家庭にも1本はあるカッター。1956年にオルファ株式会社の前身である岡田商会が、ガラスをガラス切りで傷をつけて割るように切断することと、昔GHQから貰った格子状に切り込まれた板チョコレートを折るのを思い出して着想しカッターナイフを創りだしました。社名のオルファは“折る刃”からきています。
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4.テレビアンテナ

1925年、八木秀次氏により指向性アンテナの原理が発見され、世界で普及している“テレビアンテナ”(八木アンテナ)が発明されました。当時の日本では全く評価されなかった一方で、その高い完成度から世界中で普及することになりました。八木氏は偉業を成し遂げながらも日本政府からは特許に関しての支援が得られず期限切れとなってしまいました。
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5.カーナビゲーション

今では世界各国の車に標準搭載されている“カーナビゲーションシステム”は1981年に発売された「ホンダエレクトロジャイロケーター」がはじまりで2代目アコードに搭載されたそうです。今ではスマートフォンにも機能が搭載されるほどコンパクトで高性能になっています。
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6.乾電池

1987年に世界に先駆けて“乾電池”を発明したのは屋井 先蔵(やい さきぞう)氏が初です。しかしながら日本における乾電池の特許の第一号は屋井ではなく、高橋市三郎氏で、海外ではドイツのガスナー、デンマークのヘレンセンが1888年に乾電池を発明したことになっています。
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7.インスタントコーヒー

1899年当時アメリカのシカゴに住んでいた日本人科学者の加藤博士が、1899年緑茶即席化の研究途中で、コーヒー抽出液を真空乾燥する技術を発明しました。今では日本だけでも29,211トンものインスタント用のコーヒー豆を輸入しています。
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8.レトルト食品

世界で初めて市販“レトルト食品”を作ったのはあの「大塚食品」です。今でも人気のボンカレーが1968年に発売されました。「3分温めるだけですぐ食べられる」というキャッチコピーからも分かるように、保存性よりも簡便性を前面に打ち出しており、インスタント食品の一種として普及していきました。
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9.カラオケ

日本で生まれた“カラオケ”は空のオーケストラの略で、発明者としては、根岸重一氏や浜崎厳氏(元ミニジューク大阪社長)が先に商業化を初めていましたが、商業化を初めて成功させた人物として井上大佑氏と評価されることが多いです。そのことからTIME誌に「20世紀で最も影響力のあったアジアの20人」として掲載されたことも有名になっています。
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10.CD-R

1990年代から2000年代にデジタル記録媒体として一般に幅広く普及した“CD-R”(compact disk - recordable)。CDはソニー、フィリップスが開発したが、記録用のCD-Rは、日本の太陽誘電が1988年に開発。CD-Rとは、もともとは太陽誘電内の社内用コードネームであったとのこと。
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いかがでしたでしょうか。あらためて見ても画期的で生活に欠かせないものが多いですね!これらは「これは日本人が発明したんだよ!」と海外の人にも自慢できそう!これからも日本発の発明品が生まれてくるといいですね。

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