
出典:twitter.com
「病室でも笑顔になれる一瞬を」
そんな思いを込めた、滋賀の母親たちによる「ユニバーサル子供服」が話題となっているのでご紹介します。
病室の子どももおしゃれに 滋賀の母親らユニバーサル服企画(京都新聞) - Yahoo!ニュース https://t.co/EKq73R2SYr #Yahooニュース
どんな人もオシャレして、笑顔になって欲しいですものね
— jasmin (@4nging_cat) 2015, 12月 8
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「病室にいても、障害があっても、おしゃれを楽しめるように」。そんな思いで滋賀県内の母親たちが企画販売する子ども服が人気を集めているそうです。例えば、点滴したまま着替えられる機能的なパジャマや、小学生サイズのよだれかけ、超未熟児や死産の赤ちゃんも着られる小さなベビードレスなど、他のお店では扱っていない優しさにあふれた品々。
デザイン性も優れ、3年目になるネットショップ「コドモフクひよこ屋」には徐々に注文が増え始めているといいます。
自身の子供の病気がきっかけ
「コドモフクひよこ屋」を開いたのは、甲賀市で2児を育てるIさん。2009年に長男を出産後、まもなくRSウイルスに感染し、1歳半までに6 度の入退院を繰り返したといいます。フルタイムで働きながら病院に付き添う生活にストレスを感じ、周りの親子の話も聞き、「病室でも笑顔になれる一瞬をつくりたい」とショップのオープンを決め、SNSで知り合った服飾デザイナーの方の協力も得ながらショップを立ち上げたそうです。
コンセプトは「かわいいのに着やすい着せやすい、ユニバーサルデザインの子ども服」
ユニバーサル(すべての人のための)デザインの子ども服は、患者の立場にたったアイデアにあふれています。点滴をつけたままの着替えに苦労した経験から、肩が開くデザインのパジャマを考案したほか、「死産の赤ちゃんの火葬に着せる服がなかった」などの声を聞き、ネットで海外のメーカーを探して交渉。また、知的障害がある子が自分で着脱できない背面ファスナーのつなぎ服、寝たまま着替えができる前あきの水着など、計14種類の商品を扱っているそうです。
(この件に対して寄せられていた声)
・こういう宣伝はどんどんして欲しい。我が子は短い入院でしたが、長期の入院生活の
話を聞き、気持ち豊かに過ごせることを願っています。
・肩が開く下着やパジャマは凄く欲しかった。大人用でもいいの中々無いんだよね。
24時間点滴付けてると着替えできないし。下手に止めるとカテーテル詰まって苦しい思いしちゃうし。
・病気や障害で苦しんでる子たちやそれを支えているご家族、こんな素敵な活動をされておられるお二人に明るく温かな光がたくさん届きますように。
・二児のママです。病気などで苦しむ子どもがひとりでも減るよう、祈らずにはいられません。
Iさんは、このように話しています。
かわいいものを着たい、着せたいという気持ちは、どんな親子も同じ。福祉のお店というものではなく、ディズニーランドのように、誰もがワクワクするような洋服店にしたい。
ちなみに、お店や商品の詳しい情報はこちらで是非チェックしてみてください!
お客様から「他ではなかった服、自分が求めていたような服がここにはある」という声も寄せられているようです。すべての人に対して、洋服を通じて笑顔を届けるような素晴らしい取組みだと思います。どんどん広まってほしいですね!