※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談をもとに作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
「えっ、なにこれ…そういうつもりじゃないのに…」
友達と遊んだ日の帰り道、思いがけない展開に動揺してしまったという女性の体験談です。
投稿者は、都内在住の30代会社員・Rさん。
それは、男女混合の飲み会のあと、みんなで雑魚寝をすることになった夜の出来事でした。
目次
「一人で帰るのは不安」から始まったお泊まり会
その日は、大学時代のサークル仲間との久しぶりの再会でした。
居酒屋で盛り上がったあと、終電も逃してしまいました。
誰かの提案で「じゃあ今日はうちに泊まっちゃえば?」という流れに。
一人暮らしの男性メンバーの家に、男女合わせて6人が集まり、リビングにお泊まりすることになりました。
まるで修学旅行みたいとはしゃぐ空気のなかで、Rさんは、1番隅っこのクッションを確保して、静かに目を閉じました。
気づいたとき、誰かの腕が…
寝入りはじめてしばらくして、ふと体に何かが当たる感触で目を覚ましたRさん。
薄暗い中、横を向くと後輩男子の腕が、Rさんのウエストに添えられていたのです。
「え、なに? 誰? 私なにかした?」
混乱する頭で状況を整理するも、身動きが取れない空気感。
しかも、後輩の顔がとても穏やかで…完全に安心して寝てる人の顔。
自分からくっついたつもりはまったくなく、まるでカップルの添い寝のような体勢になっていました。
下手に動くと拒絶した?
と思われそうで、ますます動けなくなってしまいました。
翌朝のちょっとした空気が気まずかった
翌朝、誰よりも早く目が覚めたRさんは、とにかく静かにその場を離れて、キッチンに避難。
すると少ししてから、後輩がやってきて、ぼそっとひと言。
「昨日、俺…なんか、変なことしてませんでした?」
やっぱり気づいてた。
「え? ああ、たぶんどっちかが寝返り打ってただけだと思う~」と、
できるだけ軽く、いつも通りのトーンで返しました。
しばらくの間、後輩との会話にはなんとなくぎこちなさが残ってしまったそうです。
本当にただ寝てただけ。でも状況が誤解を生む
「こっちはまったくそんなつもりじゃなかったんです」とRさん。
無防備な寝顔と偶然の密着が重なると、どうしても脈アリ?と勘違いされてしまう。
それを実感した出来事でした。
しかも、飲み会のテンションやアルコールの影響もあり、
些細な出来事が特別な意味を帯びてしまいやすい夜だったのかもしれません。
まとめ|油断しがちな「雑魚寝」こそ、誤解にご用心!
★ 寝ているときの無意識な密着は、意外と記憶に残る
★ 「脈あり?」と勘違いされると、関係がぎくしゃくすることも
★ お泊まり会では、ポジションと距離感が大切です
Rさんにとって、あの夜の出来事はほんの小さなハプニングでした。
けれど、相手に気を持たせてしまうかもしれないという学びは、大きかったといいます。
「ただ寝てただけなのに…」
その無防備さが誤解を生まないように、大人女子は距離感にちょっと敏感でいたいですね。