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「は?おかしいだろ!」「射殺する相手が違うぞ」「身勝手な人間のために…」
チリの動物園にて、自殺を図った男がライオンの檻に侵入。結果、2頭のライオンが殺処分されるという出来事が発生し、世界中で怒りの声が挙がっています。
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この出来事があったのは、チリの首都・サンティアゴにあるサンティアゴ動物園。5月21日、男が自殺を図ってライオンの飼育場に侵入する騒動がありました。
動物園は男を保護するため、やむを得ずライオン2頭を殺処分
男性(20~30代)はロープを使い、アフリカライオンの飼育場内に下りようとするところを職員に発見され、動物園は直ちに緊急対応に乗り出したといいます。雄1頭と雌1頭のライオンが、本能的に男に襲いかかったため、動物園はこの2頭の殺処分が必要と判断。園長は、「麻酔銃では間に合わなかっただろう」と説明していたそうです。ちなみに、重症を負った男性は病院に搬送されたとのこと。
身勝手な人間の行為のため、殺処分された2頭のライオン。その光景を目撃した来園者らは衝撃を受けていたと伝えられています。
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この衝撃的なニュースは世界中を駆け巡り、「この男の命はライオン2頭に値しない」「射殺する相手を間違っている」など、多くの怒りの声が寄せられていました。
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園内の動物は家族同然と考えている園長は、今回の件について「非常に悲しい」と肩を落としていたといいます。また、殺処分されたライオンは20年余り飼育されていたようです。
一人の身勝手な人間のために失われたライオンの命…。残念でなりません。