「ねえ、今日だけ泊まらせて♡」図々しいママ友を撃退した一言とは?

※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。

本記事は、ママ友という「便利なツール」として利用して距離をつめてくる驚愕のママ友トラブルを描いた、実話ベースの体験談です。

投稿者は、都内在住の30代女性・Sさん。

今回は、そんな“図々しさ全開”のママ友から、私がとったちょっとだけ強気な対処法についてお話しします。

今まさに「距離感おかしくない?」と悩んでいる方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。

どうぞ最後までご覧ください。

★1話完結で描かれる、優しさに漬け込むママ友の存在・衝撃の物語です★

はじめに:優しさに漬け込むママ友の存在

子育てをしていると、自然と生まれる“ママ友”とのつながり。

情報交換や悩みの共有など、ありがたい存在になる一方で、中にはその関係を「便利なツール」として利用してくる、とんでもないママ友もいます。

今回は、そんな“図々しさ全開”のママ友から、私がとったちょっとだけ強気な対処法についてお話しします。

今まさに「距離感おかしくない?」と悩んでいる方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。

「今日だけ泊まらせて♡」の違和感

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私には、小学校1年生の息子を通じて知り合ったママ友・A子さんがいます。

見た目はきれいで話しやすく、第一印象はとても好感の持てる人でした。

最初は「今日ちょっとだけ子ども見ててくれる?」「迎え行くの遅れるかも!」といったお願いから始まり、私もできる範囲で協力していました。

でもある日、放課後に子ども同士で遊んだあと、A子さんが迎えに来て開口一番こう言ったのです。

「ねえ、今日だけ…泊まらせてもらえないかな?急に家のエアコン壊れちゃって〜!」

え?今、泊まるって言った?

私は一瞬、耳を疑いました。

断りきれない“空気”に流されそうになる

突然の提案にもかかわらず、A子さんはサラッと、まるでカフェに誘うようなテンション。

しかも、すでに息子さんには「今日○○くんち泊まるからね〜♪」と伝えていた様子。

一度は「それはちょっと…」と返したものの、

「今日だけだから!」

「子どもたちも喜んでるし♪」

「ホテル代もかかるし助かる〜!」

と畳みかけるように理由を重ねてくるA子さん。

私も“ママ友関係を悪くしたくない”という思いがあり、ぐらっと気持ちが揺らいでしまいました。

「泊めない」ではなく「ハッキリ伝える」

mamatomo-otomari

 

でもそのとき、ふと頭をよぎったのです。

“これを許したら、次は絶対「今日も」になる”

そこで私は、にこやかに、でもしっかりとこう言いました。

「ごめんね、うちも今日は“家族だけの時間”にしたい日だから。」

A子さんは一瞬キョトンとした顔をしていましたが、「そっか、そうよね…ごめんね!」と引き下がってくれました。思いのほかすんなりと。

モヤモヤしていたのは自分の中の“遠慮”

そのあと私は気づいたんです。

「泊まらせて」と頼んできたA子さんが悪いのはもちろんだけど、曖昧な対応しかできず、自分の本音を言えなかった私自身もまた、ストレスの原因だったのだと。

関係を壊さないように優しくすることと、自分の領域を守ることは別問題。

図々しい人ほど、こちらの遠慮を“許可”と勘違いします。

だからこそ、私はこれからも「無理なことは無理」と、優しさの中に線を引くようにしていきたいと思っています。

スカッとポイントは“自分で線を引いたこと”

mamatomo-otomari

あの日のスカッとポイントは、強く言い返したことではありません。

「NO」と伝えた自分を、自分で認められたこと。

相手のペースに流されず、自分の家庭を守れたことでした。

相手を嫌いになる必要はないけれど、自分を守るための距離感は、しっかりと意識していいんだと思います。

終わりに:守るべきものは“家庭の安心感”

★ 優しさは押しつけられるものではなく、自分で選ぶもの
★ 距離感を無視する人ほど、平気で他人の境界を壊してくる
★ 守るべきは、気まずさや体裁ではなく、家族の安らぎ

あのとき、曖昧な笑顔で流すこともできたかもしれません。

でも、あの「泊まらせて♡」の一言が、家の空気を濁すのを私は見逃せませんでした。

“家族の時間を大切にしたい”――その気持ちは、誰に遠慮する必要もない。

たとえ嫌われてもいい。

私は、我が子がホッとできる「帰る場所」を守りたかったんです。

気を使うより、大事にしたいことがある。

あの日そう気づけたことで、私はようやく、ママ友付き合いに“自分の軸”を持てるようになった気がします。

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